>>915
見慣れない風景になった道を歩き、やがて銭湯のあった場所へと辿り着く。
そこに銭湯の建物はあった。記憶に残るあの煙突と、レトロさを感じさせるガラス戸の入口。
だが暖簾は破れ、ガラスは割れ砕け、壁もボロボロになった建物はすっかり廃墟としか言えない姿になっていた。