救世主さんはいまこのスレのどこか片隅で、ちょっと高いところから、あぐらをかいて、ひじをつき、ニコニコと眺めていることでしょう。
そして私に「おまえも新分野一味なら、弔辞で笑わしてみろ」と言ってるに違いありません。
あなたにとって死もひとつのギャグなのかもしれません。私は人生で初めて書く弔辞があなたへのものとは、夢想だにしませんでした。

 私はあなたに生前お世話になりながら、ひと言もお礼を言ったことがありません。
それは肉親以上の関係であるあなたとの間に、お礼を言う時に漂う他人行儀な雰囲気がたまらなかったのです。
あなたも同じ考えだということを他人を通じて知りました。しかしいまお礼を言わさしていただきます。

 救世主さん本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 私もあなたの数多くの作品のひとつです。

 合掌。

 平成31年4月26日

 山田太郎