私は部落の子じゃなかったけど
どこに住んでもある一定の区域に住む人間を当時の大人たちが特別な目で見ていました
友達の家に行ったらそこの親が
○○君は部落の子だから付き合わない方がいいとか
あの子の家には遊びに行ってはいけないよとか
普通に言うんですよ、子供心にも「こいつ頭おかしいな」って思いましたよ
実際にそこの部落の人間、どんなに可愛くても縁談が無い
どんなに賢くて一流の大学出ても就職が無い
本人がいくら努力してもダメなんですよ
理由は「部落出身だから」、露骨な差別ですよ、目の当たりにしてましたからね
こんな国の人間信用できるかって思うでしょ
彼ら何も悪いことしてないし、たまたまそこに生れただけですよ
私が子供の頃、周りの田舎者は平気でそういうことを言うてました
信じられんかも知れんけど彼らだけの特別な道徳教育みたいな時間があったぐらいです
わけわからん説教みたいなことされよったみたいです
誰だっておかしいと思うでしょ、不遇な人間を徹底して叩きのめす国なんだと
子供心に感じましたよ