ドリトル先生
私の子供時代の愛読書でした。
やさしい、動物語をあやつるドリトル先生と、
オウムのポリネシアをはじめとする動物の仲間たちについて語りましょう。
「ガブガブの本」についても可です。 新スレ立ってたんだ、知らなかった
質問・雑談スレから転載
137 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2010/10/11(月) 20:20:18 ID:qA+2IYkr
ドリトル先生スレないのでこちらに。
福岡伸一と歩くドリトル先生のイギリス
ttp://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/mokuji.html ドリトルと言えば性格や環境がどうであれ、いろんな物語の
名獣医の代名詞になっているのが素晴らしいと思う。 好きでした すずめ、ロンドンっ子のチープサイドとか、
ルパン、ホームズとともにはまりました
懐かしいですね 古本屋で見つけました
手にとるまでにはいたらず それでも心に感動は残っています ガキの頃はホントに好きだったのに、繰り返し読んだのに、大人になってから読み返すと、面白くない。どうも表現がくどいし、アフリカ人をバカにしすぎじゃね?と思った。
読んだのは、古本屋で衝動買いした「アフリカゆき」だけだけど。他のも読めば、また変わるかもしれない。でも、ガキの頃のように楽しめないと思う。 そうかも、あくまで子供のころに読んだだけだったしね
今さら読み返すと穴だらけの気もする いかに穴だらけでも、それはそれでいいんだよなー。
自分にとってはそういうのも含めて何度でも読み返したくなる本 >>15
そりゃそういう時代だったせいもあるんじゃないか
その上で嫌なら読まなきゃいいんだし。 時代的な背景があるので…と岩波のあとがきにも書いてあるしね。
そんなのがすごくイヤな人は読まなきゃいいだけ、スレも見ないに限る。 その辺り言い出しちゃうと
戦前の日本文学だってアウトじゃん
志賀直哉とか横光利一とかにも朝鮮や中国についての微妙な描写があるし 航海記で島の王様になって、退位したらまた島で戦争がおきるって悩むあたりが、
大英帝国の植民地支配正当化の屁理屈に聞こえる、とは後知恵で思うね。
ただ、ドリトル先生自身はバンポ王子ともロングアローとも普通に付き合ってるな。
冒険ダン吉みたいに家来に背番号を振って番号で呼ぶ様な暴挙はしとらん。 ロングアゴーには敬意を払ってるけど
バンポのことは馬鹿にして見下してるよ >26
新訳って麻野一哉のこと? 私は悪くないと思ったよ。
もちろん受け入れられない人もいるだろうけどね。
どうぶつの名前を変えてあるのが勇気あるなあとおもた
ガブガブ→ブウブウとかオシツオサレツがオシヒッキーとか >>27
そう、ありがとう。
って、動物の名前を変えてるのかぁ。
オシツオサレツじゃないオシツオサレツなんて……。
読むのもうちょっと考えてみるわ。 >>27
ごめん、確認したら麻野一哉訳じゃなくて、角川ツバサ文庫から出てる
河合祥一郎訳のだった。 >29
その訳者は知らなかった。
下のサイトで立ち読み出来たから目を通してみたよ
http://www.tsubasabunko.jp/bookdetails/?pcd=201101000188
バンポ王子、イケメンじゃんwww
この訳(挿絵も)、私は好きではないけど、子供のウケは良いっぽいね こないだのアタック25の海外旅行獲得VTRクイズの正解はドリトル先生だったな
俺は作者名であれっときて次の本の表紙で解った
パネラーも正解した >>32
井伏さん以外の翻訳者が「オシツオサレツ」を使ったらってことか?
でも、以前の訳に敬意を表して、主要な登場人物、語句はその旨を
表記したうえで、同じように訳するっていうのは、よくあることじゃないか? >>30
なんというロマンの無い挿し絵だ…
絵自体が悪いわけではないが、この本には合わなすぎる ところで,「アフリカ行き」の時のドリトル先生って,何歳くらいでしょう?
上の(>>30)本のサラは若すぎると思うけど,お嫁にいく妹がいるくらいだから,30前くらい? いやあ、もっと行ってるでしょ
それから10年数年以内と思われる秘密の湖の頃には結構老け込んでるし おばさんのイメージあったから、>>30のサラにはショック受けたけどお嫁に行く年なんだから
>>30の絵柄的には妥当な描写じゃない?
あと、イギリスは政略結婚がある貴族とか上流階級はともかく
一般人の平均結婚年齢は昔っから27とか28くらいだったはずだから
もう少し行っててもおかしくないんじゃないかな このバンポが密航者を食おうと提案したり、いびきがうるさかったり、
ドリトル家に侵入した記者を力尽くで放り出したりすると思うと胸が熱くなるな >>30
バンポは自分の容姿に悩んで先生に助けを求めたはず。
でもこのイラストだとそういう流れにはならないんじゃない?
今の時代、原作どおりに「白人になりたい」というのも無理でしょう。
いったいどういう風に訳して(改変して)いるのか気になる。 >>41
「今の子には差別に思えるかもしれないが、ロフティング先生の言いたかったことはそんな事じゃないんだ!勘違いすんなよガキども!」
といった感じのお約束のあとがきで流されてるよ >>43
ありがとう。少なくとも文章の改変はされなかったんだね。よかった。
でもドリトル先生は挿絵も原作者自身の手によるものなのに、
あの素敵な挿絵が差し替えられちゃってるという現実には、
上手く言えないけど自分の無力感を感じて落ち込む・・・
(私が無力感を感じる必然性はどこにもないんだけどw)
時代の流れなのかね。 >>44
出版社にバカが増えてるんだと思う。
古典的な名作を、流行りの漫画家の描いた表紙にしたり
挿し絵をアニメ絵にしたりさ。
「これで売れる!」っていう方法のとりかたがあまりにも安易で低脳丸出し。
出版社にいるのが馬鹿ばっかりというのがまさに時代の流れなんだろうねー。 実際、アニメ絵にすると売れちゃったりするんだろう。 スペイン領の島で闘牛をやめさせる話にはびっくりした。
確かに進んで見たいものではないけど、
他の国の伝統を簡単に否定するのは無理があるなと。
それでも児童書ということもあって、
同時代の作品の中ではまだマイルドなほうだと感じる。
作者は差別意識はあったかもしれないけど、
人間全体を愛してる人だったんだと思う。 自国の伝統である狐狩りも止めさせようとしてたし、
伝統云々は度外視なんでしょう でもその狐狩りの相手に馬車代を借りるところがすてき。 ドリトル先生、懐かしい
小学校の時、「月へいく」の読書感想文書いて
先生に誉められたことを思い出したよ 子供に興味を持ってもらうために、挿絵を今風の絵柄に改変するのは、
仕方が無いどころか、もはや当たり前だろ
例え、多くの人間に愛され、読めば素晴らしさが伝わってくる古典的な名作でも、
その本が手に取られなければ始まらないだろ 角川つばさ文庫の小説の6〜7割を占める、
りなちゃとラノベの絵柄の要素を併せ持った(こういった絵柄には詳しくないので、良い例えが思いつかん…)
ような絵柄に対抗しつつ、原作の雰囲気を尊重しようとすれば、
このような美化の多い絵柄になるのは順当
しかし、こういった行き過ぎた美化が文章の邪魔をしてしまっている場合もあるのも事実
例えば、「ドリトル先生アフリカへ行く」では、ポリネシアが、バンポ王子の顔が不細工な事について陰口を叩く場面があるが、
つばさ文庫版の挿絵では、本来不細工であるはずのバンポ王子の顔が美少年に描かれているため、
前述のポリネシアのセリフが、あまりにも不自然になってしまう
同様に、同じくつばさ文庫版の「泣いた赤おに」でも、
赤おにと青おにが、人間の子供の肌の色を変えて、短い角を生やしただけの愛らしい姿(俗称ショタ)
で描かれており、やはり、文章と噛み合わなくはないが、不自然な場面がいくつか存在する
今風の絵柄にしつつも、原作を尊重するというのは結構難しいなぁ。 流行りの絵は流行ってるだけであって、長持ちする力があるとは限らないしね
そういうのが判断つかないセンスの人もいるけど