柏葉幸子をいろいろと読んだ

「霧の向こうのふしぎな町」……偉大なるデビュー作、雰囲気がいい
「地下室からのふしぎな旅」……あまりキャラが魅力的じゃないな
「天井うらのふしぎな友だち」……キャラもストーリーもいまいち
「りんご畑の特別列車」……ちゃんと冒険していて少年マンガ的
「大おばさんの不思議なレシピ」……メルヘンだなあ
「かくれ家は空の上」……まとまっているし、最後ももりあがる
「ドードー鳥の小間使い」……後半、悪いヤツと仲良くなっちゃうのがポカーン
「魔女モティ」「とねりこ屋のコラル 魔女モティ」……母と娘の関わりアレコレ
「牡丹さんの不思議な毎日」……文章を刈りこみすぎてて、大人でもわかりづらいよ
「おばけ美術館へいらっしゃい」「妖精ケーキはミステリー」「不思議列車はとまらない」
……個性的なキャラでワイワイやってるのは楽しいが、ミステリーの謎解き部分が性急すぎるような
「つづきの図書館」……文章、構成とも円熟の域に達した良作