スレッドのない児童書を語るスレッド 2
つれづれなるままに、
話題の転がるままに。
スレッドがない児童書を語りましょう。
即死判定が怖い作品や、読んで面白かったけど
スレッド立てるまでもないかなと思う作品など。
時事問題にからめた本の紹介などなんでもドウゾ。
本のタイトルと一緒に内容の紹介なんかもあったら良いかも。
【前スレ】
スレッドのない児童書を語るスレッド。
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/juvenile/1068036960/ 「かがくるブック」
というシリーズがあります
韓国の作家、漫画家さんを使っているのですが
日本の条件に当てはまらないことは
さておいて
「科学漫画」をうたっていますが
生命に危険を及ぼす間違いがあり
危険です。
一例を挙げると
「異常気象のサバイバル」2巻
少年達は、人の住む場所を探すために
「川沿いに進むと良い」と書いてあります。
ところが
道を失うのはたいていは山の中ですが
「山で遭難したら川沿いに進んではいけない」
というのが鉄則です。(稜線を目指す)
更に怖いことがあります。
作中で、水がないため
「カタツムリの水分をすする」
というシーンが登場します。
よく知られているように、日本のカタツムリには
寄生虫が存在し、人間に寄生したら重篤な症状を引き起こします。
触った手を洗わないで、感染するレベルです。
もし、子供達が、このシーンに興味を持って
自分でやらないまでもイジメ的に、こんなことをしたら……
想像するだけでも怖いです。
最近は、図書館などでも無批判に置かれることが多いですが
ぜひ、内容を精査して、子供達に危険のな
「科学漫画」を提供するように、ここに
関係諸氏に、お願いする次第です。
児童書に入るのかわかりませんが
学研の本に連載されていた
「ペルセウス」は面白かったな >>24
>>30
その辺のはハリーポッター後のネオファンタジーブームスレとして立てれば語れそうかも
エミリー・ロッダとかキャサリン・ロバーツとかメアリ・ホフマンとか全部ひっくるめて
そうじゃないと単独ではあんまり話題がもたないと思う・・・ >>31
立ててみようとしたけどホスト規制だった……
ハリポタのおかげでたくさん翻訳されたよね
フェアリーウォーズとか >>32
いまは下火になっちゃった感があるし
つまらない本がきらびやかな表紙で売られて功罪あわせもってるだろうけど
D.W.ジョーンズとかの翻訳が一気に進んだのはブームのおかげだしね ジョーンズ亡くなったのか…ハウルの続編があるのね。読みたいなあ。
ルグウィンスレってなくなったの? バーティミアス新刊日本で出るの決まったけどバーティミアスは理論社倒産スレかな… いないみたいだけど、勝手に語ろう。
いやー、これ最高。
ドリームワークスの映画もよかったけど、
原作はもうぜんぜん別物で、そんで断然原作のほうがよい。
バイキング族のドタバタ感、トゥースレスのドジっかわいさ、
イラストのヘタうまさ、でもヒックの試練と冒険はめっちゃ骨太です!
これらのバランスがとても素晴らしい。
邦訳出ている8巻まで一気読みした。
各巻、スリリングで、大ドンデン返しで、大満足。
とりわけ8巻はほんとドラマティックで凄まじい。
9巻を読まずに死ねるか?と思う。
頼むぜ小峰書店、早く訳出を……! え〜〜〜〜、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ亡くなってたんですか?
今知った・・・残念です
クレストマンシーシリーズとか、あの辺の児童向けのは勿論、
文庫で出てたのも楽しめてた
「9年目の魔法」とか、脚本上手く作ったら実写映画向けだと思う
イギリスの底力というか、実在する魔術の系譜がどの作品にも底辺音楽のように
流れていて、歴史を感じさせてましたね
(日本で言うと、陰陽師や山伏あたりになるのかな)
後期の「時間またぎ」の手法も興味深かったし・・・本当に残念です 52 :なまえ_____かえす日 :sage:2011/12/09(金) 23:47:25.11 ID: S/reRICN (1)
>>50といい、このスレってポーチお婆ちゃんのレスポンスが斜め上過ぎてクセになる
ブックマーク決定
53:なまえ_____かえす日 :sage:2011/12/09(金) 23:59:19.94 ID: i0Z66qyY (1)
>>52
↑何こいつキモイ
54 :1 ◆PORl6FbPmw (1) :sage:2011/12/10(土) 12:47:11.88 ID: PUoPisLY (1)
まあ怒らないでとりあえず仲良くやってください^^;
55:なまえ_____かえす日 :sage:2011/12/10(土) 22:57:49.42 ID: rfWTE8IF (1)
>>54
↑何こいつキモイ ノベルス版から天山の巫女にはまったんですがスレッドないんですね。
ノベルスでも児童書に入るでしょうか? オレンジ党シリーズのスレ落ちちゃったんだな
まさか最新刊が今頃発売されることになるとは思わなかった 魔女の宅急便、感想
1巻 映画ってけっこう原作に忠実だったんだなあ
2巻 メルヘン全開になるかと思ったら、後半シリアスでイイ話があったなあ
3〜5巻 思春期のモヤモヤ長過ぎるだろ!
6巻 一番面白かった 唐突にデイルマーク王国史シリーズが読みたくなって一気読み
何か滅茶苦茶面白かった
いや前に読んだ時も好きだったけど
そしてジョーンズさん亡くなってたのを今知った・・・
「帰命寺横丁の夏」読んだ
作中作の小説がものすごく面白かったので
ガワが多少ご都合主義でもいいや 文学刑事サーズデイ・ネクストの4巻の邦訳が読みたい
なんで続き出ないんだろう。そんなに人気無かったのかな… 霧の向こうの不思議なまち
子どもの頃憧れたなぁ。
まあでも呼んでもらえないなwと当時から思ったけど サーズデイ・ネクスト大好きだ
ハビシャム夫人の壮絶な最後
まあ板違いだけどな ブ●ルー●エ経営者の藤●田・み●の・り、
いろんなスレ荒らしてないで早く古物商許可取れよ。
「古物商許可証」の番号を早く書け。
「特定商取引に関する法律に基づく表示」も正しく書けよ。
ユ●ト・レ・ヒ●ト大(笑)のショートステイ(笑)しかできずにオ●ラン●ダ語が話せないのに
「ユ●ト・レ・ヒ●ト大学留学経験」とかって、バカか? >>52
それ好きだw洗濯してもらえない絶望とかリアルだな〜って思った
結局してもらってたけどホッとした
色の名前とかロマンチックだったよね うわああああちょっと叫ばせて
アトリーの「小さな赤いめんどり」古本屋にあったあ!
図書館で何度も何度も借りて廃棄処分になる時声をかけてくれないかと思い詰めた本だよ!!
独り住まいのおばあさんの家に不思議なめんどりがやってきて
それを狙う悪いやつがいて…って話は単純なんだが、
おばあさんの生き方のスタイル、過去の年月など
書かれてない部分がすごく存在感のあるすばらしいお話なんだ
油野誠一の挿絵も素敵、クライマックスがすごい迫力
状態はよくないだろうけど宝物にする!
この本をお手本に年を取っていくんだ パスワードって昔は専スレあったんだな
最近マコトが空気化してきてるような… 『パスワードはひみつ』発売当時、同じ小5だった俺は今年28歳になります。
レイさんと同年代かよ…… パスワード、懐かしい…
今21だが、小学生の時読んでたなぁ…
マコトとみずきの恋に、ドキドキしていた女の子でした。 児童書なのかラノベなのか分からないけどドラゴンラージャっていうのが好きだった
あんまり人気ないのは著者が日本だと無名且つ韓国人だからだろうか ハンガーゲーム、世界中で映画が大ヒット、当然原作も売れまくってるのに、
日本は変なアニメ調のカバーのせいか全く売れてないみたいだし、
映画の公開も中国や韓国よりおそい秋になる見通し。
いったいどうなってるんだ? すまんのう、そんな本の存在すら知らなんだ。
ハンガーゲームとやらの面白さをこの年寄りにも教えてくれんか? ハンガーゲーム:
ttp://www.amazon.co.jp/ハンガー・ゲーム-スーザン・コリンズ/dp/4840130639
日本版のカバーのセンスが・・・
でも、手に汗を握る冒険小説。絶望的なほどの抑圧的社会で、
毎年各地区から少年一人、少女一人、地区を代表して生き残りをかけた
殺し合いサバイバルゲーム=ハンガー・ゲーム(飢えの試合)に選ばれる・・・
日本では「バトルロワイヤルのパクり?」とかいわれて話題にならなかった
(確かに共通点はある)けど世界的に大人気のヤングアダルト小説。
話題の映画版の(アメリカ用)広告の動画:
ttp://www.youtube.com/watch?v=JcPGf811IXI
ちなみに原作は三部作。でも和訳は一作目だけ?まじ?
(まあ私は帰国なので英語で2冊目も読みましたし、3冊目を今晩読むつもり♪) ハンガーゲーム:
絶望的なほどに圧倒的な技術力と軍備を備えた「首都」により、毎年
「いけにえ」となり戦う少年・少女を供出しなければならない各地区。
弓矢だけが得意(それも密漁で鍛えた)なカットニスは生き延びられるのか?
しかも映画版の予告ではゲーム早々弓矢を持っているけど、原作では
そんなにあまくない!とにかくハラハラドキドキできる緊張感満点の作品。
しかし、去年のウォール街占拠とか見たあとだと、なんかリアリティがあって怖い・・・ それってバトルロワイヤルの元ネタだっけ?そういえば蝿の王もかなり
いろいろな影響を与えているような気がする・・・ 少年少女の生贄を出すところはテセウスの神話を思わせる。 タラ・ダンカンって、少女版、フランス風ハリー・ポッター? 若おかみは小学生、もうすぐ終わりそうだな
おっこがドジりながらも健気に客をもてなすってスタンスが好きだったんだけど
ここ何巻かは魔界サイドに偏り過ぎた
ウリケンとは何だったのだろうか アメリカだとハンガー・ゲームの映画化は本を読む子も読まない子も
盛り上がっているのに・・・
ttp://www.youtube.com/watch?v=Ri6wRz_NjiA
日本で「秋公開予定」ってなんだ!!!さっさと公開しろ!
先にブルーレイ個人輸入するぞ! ハンガーゲーム読みたいけど
三部作の1冊しかないんじゃ面白かったとき辛そうで読む勇気が出ない 読んだらいいよ。やはり1作目は衝撃的だから。
映画が秋に公開されれば残り2作も訳されるかも。 おお、文庫版発売か。今度は映画の写真でも使って、
あのダサいことこの上ないカバー(担当した人ごめんなさい、でも
あなたの感性が理解できません)から変更していることを切に望む。
>>81
もう中古でしか売ってないお。まあもうすぐ文庫版発売だけど。 ああ、やはり日本公開まえにDVD/BD全米発売!
ttp://www.youtube.com/watch?v=2EibSJoXPfg
しかし映画も面白そう。
続編も、熱心なファンが映画の宣伝風動画を製作。
ttp://www.youtube.com/watch?v=7hxsm8txZ6E
「キャッチング・ファイアー」映画化にあわせて和訳されないかな? ハンガー・ゲーム・シリーズの「帝国の逆襲」と呼ばれてる
「キャッチング・ファイアー」、途中で、
「愛してる。」
「知ってるわよ。」
と「帝国の逆襲」と全く同じ会話が男女逆で出てきてびっくりした。
オレが三人目につきあった恋人は――
絵本の編集をやってる女の子だった、いろんな絵本を貰った
その中にオレが大好きな一冊があって、
セックスした後にいちゃつきがてらよく読むようにせがんだもんだ
『ステキな強がり』って絵本だ
内側に書かれてたメッセージを覚えてる、こう書いてあった…
「女の子舐めんな!!」
オレが一番大好きな絵本だ
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V
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/`ー‐--‐‐―´\ 三田村信行スレも落ちたっきりだね。皆で延々とトラウマを語り合う楽しいスレだったが。
今日やっと「おとうさんがいっぱい」を読んだ。
子供の頃読まなくてよかったような、残念なような…。
しかしこの本、図書館の父の日特集に並んでいたのはどうかと思うw 薫くみこスレ復活させたんだけどしばらく来なかったら速攻で落ちちゃった(涙) チェラブ読んでる人いる?
まあまあ面白いんだけど登場人物の行動や発言がしばしばDQNすぎて
こういうのって向こうでは普通に読むのかなと思ってしまった
両思いの子がいるのに他の子にころころキスしたり
背中に手を回したり、文化の違いだけど破廉恥!とか思ってしまう 福田隆浩って作家もおもしろそう。
講談社新人賞系って、たぐればなかなか。 神奈川近代文学館企画展 寺村輝夫「ぼくは王さま」展 8月11日〜
ttp://www.welcome.city.yokohama.jp/ja/s/event/ev_detail.php?bid=yv1248 ヒックとドラゴン。
9巻出てた。
期待に違わぬ面白さ。
これでついに完結と思ってたけど、まだ続くようで嬉しい。
でも続きが待ち遠しすぎて死ねる。
このクオリティのまま次巻で無事完結となったら、
個人的にここ10年間での最高の読書体験といえる傑作シリーズになるだろう。
40過ぎて児童書にコテンパンにやられてしまうとは思わなかった。 パスワードシリーズって日本の児童書の中じゃ有名で息が長い方なんだけど、メディアの派生作品が何もないんだな
かいけつゾロリも怪談レストランもズッコケ三人組もクレヨン王国もとっくにアニメ化されてるんだからこれもアニメ化すればいいのに
アニメに向かないっていうんならドラマでも映画漫画でも何でもいいからメディアミックスしてほしい
急に初期の復刻版を出したってことはそういう話が出てきてるってことだろうか >>90
遅レスだが、若干人も増える時期だし
建て直すにはいいかもしれないぞ
初めてこのスレを訪れる小中学生に
トラウマの帝王を一押ししたいw >>97
NHKでドラマ化するのでは?
と思ってたら、ズッコケと三つ子(双子化)だけだったからねえ。
ただ、初期のはかなり改変しなきゃいけない気もするが。 今だとTBSの月8枠になりそう
ステップファザーステップ、浪花少年探偵団と
子供向け路線の作品が続いてるし
以前はエイラのスレがありましたが、今はないですね
本国では最終巻が出たようですが スレ落ちちゃったんだよね
好きな話だからスレはあって欲しいけど
立ててもまた落ちそうで >>104
昔はあったような?
まあ、幼年向け作品・作家はあまり語られない傾向はあるけどね。 >>101-102
前のは即死判定にひっかかって落ちたから
最初の20レスぐらいだけ気をつけてたらもう落ちないはず
私もエイラシリーズ好きだしスレ立ててみるわ 柏葉幸子をいろいろと読んだ
「霧の向こうのふしぎな町」……偉大なるデビュー作、雰囲気がいい
「地下室からのふしぎな旅」……あまりキャラが魅力的じゃないな
「天井うらのふしぎな友だち」……キャラもストーリーもいまいち
「りんご畑の特別列車」……ちゃんと冒険していて少年マンガ的
「大おばさんの不思議なレシピ」……メルヘンだなあ
「かくれ家は空の上」……まとまっているし、最後ももりあがる
「ドードー鳥の小間使い」……後半、悪いヤツと仲良くなっちゃうのがポカーン
「魔女モティ」「とねりこ屋のコラル 魔女モティ」……母と娘の関わりアレコレ
「牡丹さんの不思議な毎日」……文章を刈りこみすぎてて、大人でもわかりづらいよ
「おばけ美術館へいらっしゃい」「妖精ケーキはミステリー」「不思議列車はとまらない」
……個性的なキャラでワイワイやってるのは楽しいが、ミステリーの謎解き部分が性急すぎるような
「つづきの図書館」……文章、構成とも円熟の域に達した良作 まとめて見ると、これもか!って気になるなw
大おばさんの不思議なレシピ、掲載誌で読んで
夢中になって単行本買ったよ
今も持ってる >>108
つづきの図書館は子どもよりも寧ろ大人に読んで欲しいと
思ってしまう
ラストは涙がぼろぼろ出たよ 柏葉幸子のスレ落ちちゃったのか。
霧のむこうのふしぎな町スレだったっけかな。
千と千尋の湯婆婆が挿絵の方のパクリだなんだという話で
終わってしまってた。
本の話をもっとしたかったのになあ(´・ω・`) 「サジュエと魔法の本」面白かった。
魔法ありの現代っぽい世界、でもちょっと中華風なのが新鮮。
内容は悪の魔法使いを倒す王道ファンタジー。
少年漫画みたいなお約束の展開なんだけど、
最近の少年漫画だとすぐバトル物にして引き伸ばすじゃない?
それがなくってさくさく進むのがかなり気持ちいい。 >>104-105
板の創世期のごたごたで、本スレはずっと「絵本板」にあった。
(実は、絵本板のローカルルールでも板違いにならないという…)
サーバーが飛んで移行は、あっちにも立ってないっぽい。 探偵チームKZ
青い鳥文庫で人気急上昇中のシリーズ
そのうちメディア展開があるのかな? 小さい白いにわとりが、みんなに向かって言いました。
「このパン、誰が食べますか?」
豚は 「食べる。」と言いました。
猫も 「食べる。」と言いました。
犬も 「食べる。」と言いました。
級友の「ケッコーです」という答えに納得した。 著者のエッセイで読んだが、
お兄さんと和解するには確か20年ぐらいの月日を要したはず。
小さい頃に養子に出されて、ずっと実家を恋しく思っていたとすれば
一方的には責められないけどね。 ルドルフの新刊読んだ人いる?
「いくねこくるねこ」がイマイチだったので通販で買うか迷う 『ルドルフとスノーホワイト』読みたいけど、まだ買ってない。
北海道の、最寄りの本屋から車で片道1時間かかる所に住んでるから気軽に本買いに行けない。
・・・いやネット通販で買えばいいんだけどね。 ルドルフ読んだよ
スノーホワイト完璧超人すぎてかっこいいっす
シューマイ食いてえ 「魔法の庭ものがたり」に興味を持ったが……あれは男には手に取れねえ! イメージ検索してみた
ワロタ、これは確かにハードルが高いw
いかにも姉妹か娘に頼まれたっぽく装うと言うのはどうだ
タイトルと出版社のメモを持参して、
図書館なら司書さん、書店なら店員さんに
「えーとすいません、こういう児童書探してるんですが…」って感じで
まあネットオフで借りるか、amazonでポチる手もあるんだが
ネットオフには流石にないかな 斉藤洋をいろいろと読んだ
・ルドルフとイッパイアッテナ
偉大なるデビュー作。展開が熱い。
「家族との希薄な関係」「父親がわりの存在」「名前への奇妙なこだわり」など
斉藤洋を特徴づけるものが最初っから明白に押し出されている。
・ルドルフともだちひとりだち
故郷への旅がちょっと簡単すぎるけど、それを忘れるほどルドルフにショッキングなことが!
・ルドルフといくねこくるねこ
まだ続くの? さらに四巻もでたのか、うーむ。
・風力鉄道に乗って
楽しく読めた。でっかいホタテを食べて、温泉につかりたい。 ・南博士はナンダンネン
結局「このようにヘンなひとがいっぱいいて楽しいところだから、ぜひ大学に入ろうね」
という話だったのだろうか。
・日曜の朝ぼくは
いい空気感。じんわり切なくて悲しくて不思議。
・黄色いポストの郵便配達
マンボウのキャラがいい味だしてる。
・「おまえだ!」とカピバラはいった
急に桃太郎がでてくる展開に焦った。
・あやかしファンタジア
この作者がえがく霊はめっちゃ怖いな。
人の死というものに対する距離感がそうさせているのだな。 ・遠く不思議な夏
これは日本ホラー界に残る傑作だ!
夏の田舎の息がつまるような熱気、本家と分家の人間模様、
情け容赦なく怖い霊と妖怪、過不足ない文章……すべて上質。
・イーゲル号航海記1~3
まだ冒険の途中だけど、いつか来る最終巻にむけて、
綿密に構想しているのだなというのがわかる。期待大。
イラストもいいねえ。
・ミス・カナのゴーストログ全4巻
シックスセンスをもった中三女子の恋とリア充っぷりを四季ごとに描きだす。
赤川次郎っぽいのも簡単に書いてしまうのだな。
まったく芸風が広いし、多作だから、まだまだ図書館通いが続きそうだ。
おや、ローゼンベルグ博士がこんなところに…… トラウマスレ今はないようなので、ここで。
四半世紀前に課題図書で読んだ、星からきた子どもたち。
今思い出してみると、なんでこんなん課題図書に入れた、って話だった。
時系列順に並べると、とある星のとある国で双子の王子と王女が生まれ、
事情があって敵対する隣国で離ればなれに育つ。
ロミオとジュリエット的に恋に落ちるが二カ国は戦乱のため炎上、
二人は宇宙船で脱出。浦島効果的な事故で赤ん坊になる。
宇宙船は地球に不時着、二人は離ればなれになり、
王子は日本人の夫婦の次男の天才児として育つが、
おぼろげながらにある記憶を元に、宇宙船を復元しようとして苦しむ。
次男の苦しみを取り除こうと奔走する長男は、
孤児院で育てられていた王女を発見。
再会し、記憶が戻った二人は、親が隠していた宇宙船で旅立つ。
この話の何が嫌だって、最初出会って惹かれ合った時は兄妹と知らないが、
再会時はそれを理解していて、しかも双方小学生だと言うのに、
兄妹としてやり直そうとするんじゃなく、母星へ還ってアダムとイヴになるのが
ばりんばりんに解るエンディングなのが嫌なんだ。
とどめのように、名前はナギとナミ。当時は名前で誤魔化されてたが、
国産み神話の兄妹じゃあるまいし、双子の兄妹が子作り前提でストーリーが終わりって('A`)。 デモナータ読んでる
自分で作った設定を忘れるぐらいなら作家なんてやめちまえ