>>196
真っ当に返事くれてありがとう。

人種や家族や性嗜好が作品に無関係か?と言ったら無関係じゃないと思うよ。
でも私が言ったのは、関係あるかないかじゃなくて、
読者が作品の中にまで、それを持ち込んで読むべきなのかどうか、ということ。

例えばもしドラえもんの作者二人がケンカ別れしたというのが本当だったとして、
「この巻のドラえもんとのび太のケンカのせりふには、
この頃の二人の既に緊迫した状況の現出が見て取れる」とかなんとか言い出す奴がいたら、
「下衆」と思う。

もし物語を考えてる人が「僕、小学校のころ成績が悪かったんで」とインタビューで言ったら、
「のび太という人物の造詣には、学校の成績の低い者に対する言い知れぬ哀惜が…」、
もし実際には良かった成績表が発見されたら、
「のび太の人物造詣には、成績優秀な人間から見た客観的でドライなアイロニーが…」
そんな人がいたら声を大にして言いたい、
「お前、のび太の人物解釈は、 作 品 そ れ の み か ら し ろ よ」と。

人物の解釈も、人物と人物の関係性の解釈も、私は作品それのみからすべきだと思う。
「作者の人生における、この作品の意味」とか「フィンランド文学史における立ち居地」とかを考えるなら、別だろうけど。


>同性愛そのもに嫌悪
私は、同性愛が嫌いなのではない。同性愛を"おいしくいただいちゃってる"連中が嫌いなのだ。
失礼じゃないか!他人の性嗜好をネタにしておいしくいただいちゃってる連中というのは。