ヴェルヌ・ウェルズ・ポー他【古典SF幻想小説?】
ないみたいなので立ててみた
ヴェルヌ・ウェルズ・ポーなどを中心にSF・怪奇・幻想・冒険小説の基礎を作り上げた作家を語っていきましょう。
フランケンシュタイン、吸血鬼、チャペック、リラダンなんかもありで。 アイディア勝負のシンプルなレトロSFが好きなもので
ヴェルヌ作品は集英社のコレクションや創元で結構読みましたが
個人的に面白く感じて何度も読み返したのは
メジャーな「海底二万里」と「地底旅行」くらいですねぇ。
後期になるほどグダグダで読んでて退屈を通り越して苦痛なんですね。
「悪魔の発明」なんか短いくせに全然盛り上がらない上に
我慢して読んでもラストで「はぁ?それはないでしょ?」ですし
「カルパチアの城」は「え!?それがネタ!?」で腰砕け。
「世界の支配者」なんて「征服者ロビュール」が既にダメダメなのに
更につまらない続編を書いて、これって恥の上塗りでは?とか思いましたよ。
あくまで個人的にはウェルズの方がより飛躍と空想してて好きですね。
政治批評とかに行かずに純粋なSF作品をもっと書いてほしかったです。
児童書ネタでなくてゴメンなさい。 >>309
ストーリーなどに関しては別だが設定やSF描写に関してヴェルヌは「現実に可能であること」にこだわってた
だからウェルズのような時間跳躍とか半重力物質だとかそういう現実もしくは現実の延長線上に存在しないものは意図的に出さなかったんだよ
作風に関しては、ヴェルヌ本人が色々面倒な事があったためにすっかり人間不信になっちゃってて、初期作品のような素直さがなくなってしまったのも一因