ヴェルヌ・ウェルズ・ポー他【古典SF幻想小説?】
ないみたいなので立ててみた
ヴェルヌ・ウェルズ・ポーなどを中心にSF・怪奇・幻想・冒険小説の基礎を作り上げた作家を語っていきましょう。
フランケンシュタイン、吸血鬼、チャペック、リラダンなんかもありで。 ヴェルヌ作品は冗長で退屈。
娯楽性ではウェルズの足元にも及ばない。 >>549
事実は事実だからしゃーないんじゃね?
て言うか反論になってないじゃん
論破するくらいのオツムはないのかよ ベルヌは話が盛り上がりに欠けるのは事実だからな
月まで行っといて降りずに周回して戻って来るだけってないわー
ベルヌは自分は科学に基づいて書いてるとか言ってるけど
結局空想力がなくて話を広げられない事の言い訳じゃん
読者に非科学的とかデタラメとか思わせないで
空想にリアリティを持たせるのが作家の腕の見せ所だろ 小学五年生の息子が夏休みの宿題の読書感想文に何を読むか悩んでたので
かつて自分が同年代で読んでSFの面白さを知りドハマリする元となった
「宇宙戦争」を提案。(読みやすさ重視で青い鳥文庫にしたけど、絶版?)
序盤の緩やかな展開で挫折しかけながらも上手く波に乗れたようで
「この先どうなるのか早く知りたい」とか言いつつ楽しそうに完読してくれた。
例のオチにも失望したり呆れる事もなく「ちょっと怖くて面白かった」と満足気。
肝心の感想文もまぁまぁよく書けてたから、それなりの評価は貰えそう。
>>552
メリエスの映画でも月に下りて探検してるわけで、でないと客は満足しないよね。
所詮は作り話なんだから、それと分かってて大風呂敷を拡げるのもアリかと。
個人的にはSFって読者をノセて騙くらかしてナンボだと思ってるから、
例えやり過ぎの誹りを受けてでも、全力で楽しませにかかってくれた方が有難い。
その点ヴェルヌは真面目過ぎて淡白で、個人的には物足りないな。 >>555
ウチの場合は甥だけど去年の夏休みの課題に
青い鳥文庫の宇宙戦争で読書感想文書いてたぜ
てか俺の児童書コレクションからヨサゲなメジャー作品を集めて
好きなの選ばせたらタイトルがキャッチーだったみたいで即断だった
一応「宇宙で戦争する話じゃなくて宇宙人が攻めてきてまだ戦車も
飛行機も持ってない地球人がひどい目にあう話だぞ」と断っといたけど
「前に見せた白黒のゴジラみたいな感じで暗いけど面白い」とも言っといた
そしたら気に入って何度も読んで感想文は学校で褒められたそうだ
まぁ本はそのまんま「チョーダイね!」で返ってこなかったから
またブックオフでキレイなヤツを探すことになったけどな
にしても今児童書で宇宙戦争って偕成社のヤツだけになってて
青い鳥のは品切れみたいだけど売れないのかね?
もっと地味なジキルとハイドとかフランケンシュタインとかが現役だし
失われた世界なんて新装版まで出たっていうのにさ 自分も友人の息子に「宇宙戦争」を薦めたら、
えらく気に入って何度も読み返してるってさ。
それ以前から大ファンの名探偵ホームズと、
作中の時代や場所の設定が
ほぼ同じなのがツボだったそうだ。
そろそろ一般書も読めるだろうから、
「ホームズの宇宙戦争」と
「トリポッド」シリーズを貸してやろうかな。 >>553
板名に倣ってマジレスさせてもらいますと、
現行の翻訳児童書でクラーク作品ってありますかね?
それにしても児童書で翻訳SF作品って減りましたねぇ…。
>>555
メリエスの「月世界旅行」は、出発まではビジュアル的に
当時の人にも受け入れやすかろうヴェルヌの砲弾&大砲、
月に降りて現地人とドタバタする展開はウェルズ、
双方の客受けしそうな部分のいいとこ取りの合わせ技ですね。
やっぱり周回して帰還じゃつまらないと思ったんでしょう。
>>556
「失われた世界」リニューアルは例の恐竜映画新作の影響では。
旧版のアンマリなイラストか不評だったのかも知れませんが。 >>558
科学的に間違ってる作品は教育上宜しくないって事で
児童書で古典SFが廃版、新刊も出ない『暗黒時代』があった
その後岩崎書店とかが復活させようと頑張ったけど
あまり受けなかったみたいで現在では絶版多数の死屍累々
おとぎ話なのでお目溢しされたファンタジーの隆盛とは大違い
昔は小学校の図書室には海外SFがゴロゴロしてたのになぁ(遠い目) >>557
その手の舞台設定か好みなら、スチームパンクなんか喜ばれそうだね。
もちろん贋作ホームズもあるし、今後読む物にあまり困りそうになくて善哉。
ドイル繋がりで「失われた世界」やハガード作品なんかもイケるかな?
だったらまた別系統の選択肢が増えるんだけど。 シンポジウム「ジュールヴェルヌ再発見 作家と大衆作家」10月22日(日) 10時〜17時30分、横浜市の慶應大学日吉キャンパス
ドイツの第一人者フォルカ―デース氏を招き、諸専門家とともにヴェルヌの大衆性と文学性について、また、21世紀に読むことの意義を考えます。 >21世紀に読むことの意義
ノスタルジー以外に何があると言うのか ブックオフで偕成社文庫の「宇宙戦争」を108円で入手
訳文もイラストも子供向きな安っぽさがなくていい感じ
久しぶりに読んだけどやっぱり面白い
>>563
具体的には? ヴェルヌの「神秘の島」を読んだ
「海底2万マイル」の続編的作品だと言うから期待してたのに
ダラダラ長いばかりで全然面白くなかった
無駄にした金と時間を返してほしい >>564
偕成社文庫の宇宙戦争の文章はちょっとクールすぎる気がするわ
主人公の一人称なのに大変な目にあってる感じがあまり伝わってこないんだよな
俺的にはもうちょっと感情をはっきり出した言葉づかいにしてほしかった
ちなみに俺はこの前ブックオフで偕成社文庫の海底二万里上中下が各108円だったけど
華麗にスルーして古本市場で地底旅行を80円でゲット
ずーっと前に読んだ気もするけどまぁもういっぺん読んでみるわ
>>565
神秘の島は原作も十分ヘボいけど特撮にハリーハウゼンが噛んでて
日本語題名通り巨大なカニや鳥が出てくる映画版の巨大生物の島も
とんでもなくつまらなくてスッゲー退屈な駄作だったなあ >>566
ディズニーの「海底二万哩」ではそれなりに豪華に感じられたノーチラス号の内装が、
「SF巨大生物の島」ではセット丸出しの凄くチープな造作でガッカリ。
ネモ船長はハーバート・ロムで、白人にしか見えないディズニー版より色黒で
多少無国籍的な感じはあったけど、インド人orその混血には見えなかったな。 ここしばらく児童書メインでヴェルヌとウェルズの作品を何作か読んだけどヴェルヌ作品って本当に
書かれた時代に密着してて地底旅行みたいに主な舞台が現実世界と完全に隔絶してないと
宇宙戦争その他ほとんどのウェルズ作品みたいに時代設定を大きく変えて映画化するとかできない作りになってるよね
融通がきかないわけだけどそのぶん宇宙戦争やドクターモローみたいにコスト削減と俗受け狙いで作中の時代を
制作時期に持ってきちゃって原作のレトロな雰囲気ブチ壊しの映画化とかまず不可能なのはプラスなのかな >>568
原作の時代設定が変更不可って点ではデュマの「三銃士」と似てるのかも。
ともあれ映画「センター・オブ・ジ・アース」でも1はともかく2なんてグダグダだったし、
ヴェルヌ作品であんな原作レイプ作品が量産されるのは見たくないなぁ。
まぁ「SF巨大生物の島」も相当アレで凡作以下の出来だったけど。
ウェルズは代表作の「宇宙戦争」の映画化が53年版も05年版も結構いい出来とは言え
時代と舞台設定が原作とは別物で残念なんで、原作に忠実なBBCの新作ドラマに期待してる。
とりあえず「ザ・カウントダウン 地球大戦争」みたいな未曽有の大惨事は二度と勘弁。
>>569
これはあくまで個人的な意見だけど、ポーは文章が回りくどいのと
装飾過多で辛気臭くて、なかなか再読する気にならないんだよね。
それがいいんだって意見も分かるけど、個人的にはドイルみたいな明快な文体が好み。 >>570
>「ザ・カウントダウン 地球大戦争」みたいな未曽有の大惨事
劇中の時代と場所と三脚機械が原作通りって以外は最低最悪だったな
役者の芝居が大根棒読みで緊迫感ゼロだったし
特撮なんて中学生レベルのヘボイCGで呆れかえったわ
この手の素人コマ撮り人形アニメの方が商売っ気がない分まだマシ
BBCのミニシリーズには俺もひそかに期待してる
ttps://www.youtube.com/watch?v=iAvmsm3U4_0
ttps://www.youtube.com/watch?v=38nQOdReYkY
ttps://www.youtube.com/watch?v=Nxb8UXYqzX4
ttps://www.youtube.com/watch?v=-EP3xu3k7po
文書に関してはドイルのは余計な飾り気が少ないし
回りくどいってこともないから分かりやすいんだよな
英語教材として使われてるのも道理 ☆ 私たち日本人の、日本国憲法を改正しましょう。現在、
衆議員と参議院の両院で、改憲議員が3分の2を超えております。
『憲法改正国民投票法』、でググってみてください。国会の発議は
すでに可能です。平和は勝ち取るものです。お願い致します。☆☆ 11/18(木)22:00〜23:00 NHK-BSプレミアム
コズミックフロント☆NEXT
「科学者たちに愛された小説家 ジュール・ヴェルヌ」
個人的にはウェルズの方をずっと高く評価するけどね 録画して観てみたけど、ピンと来なかったなぁ。
科学者や技術者が「ヴェルヌスゲー!憧れるゥ!」となるのは理解できるんだけど、
個人的に(おそらく多くのSFファンも)SFに求めてるのはSよりFの要素、
地に足の着いた科学的「予想」ではなく、大なり小なりブッ飛んだ「空想」「奇想」だから、
ヴェルヌ作品のように作者自身が限界を定めちゃってるお話は、
決して嫌いとかツマラナイとは言わないけど、特に凄いとは思えないんだよね…。 儂はやっぱり科学的根拠に拘るベルヌより
荒唐無稽なアイデア勝負のウエルズの方がエエなぁ 児童書のように金が入ってくる方法
グーグルで検索⇒『羽山のサユレイザ』
9AUE2 オーディオドラマ番組「青春アドベンチャー」
『カーミラ』(全5回)
【NHK-FM】2018年3月5日(月)〜3月9日(金)
午後10時45分〜午後11時(1-5回) 転覆してもひっくり返って戻るボート「サンダー・チャイルド」
ttps://www.gizmodo.jp/2018/02/thunder-child-boat.html
ttps://assets.media-platform.com/gizmodo/dist/images/2018/02/21/180221_thunder_child_boat-w960.gif
サンダー・チャイルド号と言ったら「宇宙戦争」のアレだよね? 1889年に書かれた「地軸変更計画」では、江戸と書いてあった。すでに20年前に東京だったはずだ ヴェルヌの「海底二万里」なんだけど、
前に福音館文庫で完訳の冗長さにウンザリしたんで、
ポプラ社文庫で読んだら、逆に抄訳すぎで驚き&物足りない。
次の機会には青い鳥文庫を試してみようかなぁ。 ポプラ社文庫は原作から適当につまみ食い的であまりにもカットしすぎ
青い鳥文庫もカット版だけど結構文章量があるからまだ大分マシ
学研の少年少女世界文学全集くらいのカットが丁度ヨサゲ
個人的に青い鳥文庫の海外古典は宇宙戦争とフランケンシュタインが◎
各児童文庫レーベルには海外の古典SFやホラーをもっと出してほしい >>583
初めの三行は「海底二万マイル」の事を言ってるんだよね?
だとしたら同意。
青い鳥文庫はまだしも、ポプラ社文庫版はとにかく文字数が少ないのよ。
一、二度完訳で読んだだけでも覚えてる印象的なエピソードの多くが欠落してて、
読んでて「えっ、あのシークェンスもないの?」と思う事が再々。
退屈な海洋学の蘊蓄を削るのはともかく、折角の見せ場をカットしまくっちゃイカンでしょ。
これじゃまるで、昔よくあったTVシリーズを細かく切って繋いだ劇場版アニメみたいだよ。
「海底二万マイル」は他にも児童書版があるけど、どんな抄訳になってるのかな。 それと50年代ゴールデンエイジの翻訳物中心の
少年SF全集なんてのが出てくれたら嬉しいけど、
これは無理だわ。何と言っても肝心の需要がない。 ポプラ社の「海底」は抄訳にも程があるね
同社の「ドラキュラ」は一部がモロに粗筋の
あまりに慚無い代物で呆れたけど
完全にカットされて跡形もないってわけではなく
簡単でも記述があるだけマシなのかな
子供向け「海底」はビジュアルを強化してたり
ttps://hon.gakken.jp/img/books/w173/4052044029.jpg?a=0
ttps://hon.gakken.jp/img/info/3000_1.jpg
ttps://hon.gakken.jp/img/info/2999_1.jpg
ttps://hon.gakken.jp/img/info/2999_2.jpg
ttps://hon.gakken.jp/img/info/2999_3.jpg 今偕成社文庫で読んでるけどウェルズの宇宙戦争は何度読んでもオモロイ
まだスレてない年頃の内に必読の名著と思うから青い鳥文庫の絶版は納得イカン
海底二万里みたいに色んな出版社から色んなバージョンで出ててもいいくらい
とは言え鶴書房みたいな超絶デタラメ翻案脚色改竄バージョンはカンベンだが 「宇宙戦争」は「火星人は怖いけど同胞である地球人も怖い」というのが何とも…。
俗受け確実の「勇気と努力で撃退して万々歳」といった展開の娯楽作品にせず、
文明や人間に対する辛辣な批評を盛り込んだウェルズの才能は認めるし、
ペシミスティックな点も作品の価値を高めてるんだとは思う。
だけど大ドンデン返しの棚ボタ的勝利と夫婦再会の喜びを入れても
救済より悲劇が多すぎてキツくて、何度も再読する気にはなれないなぁ。 ウェルズの「宇宙戦争」は
何年かおきにまた読みたくなる名作
小学生の頃に初めて読んだとき
お互い様のはずの避難民同士が争ったり
人類はほぼやられっぱなしで鬱展開だし
エピローグも何だか不安含みだしで
読んでる間も後も色々考えさせられた
小説として楽しめたのは勿論だけど
精神的成長を促された感じが忘れ難い 日仏翻訳文学賞の授賞式が、フランス大使公邸で行われた。ヴェルヌ「地球から月へ・月を回って・上も下もなく」で賞を射止めた立教大の石橋准教授が「翻訳は労多くして報われることが少ない仕事」と喜びを語った。 大昔の小学館の少年少女世界の文学
ベルヌの二万里と十五少年は共に柳柊二の挿絵が良かった
ウェルズの宇宙戦争は小松崎茂でこちらも良かった 別スレにも書いたけど楢喜八の画が大嫌いで
本の内容が好みでも挿画がコイツだと読む気が萎える
だからポプラ社文庫の香山滋のゴジラ二作品の
挿画が楢喜八だった時の絶望感と来たら…
>>591
柳柊二の描く画は凄味があっていいよなぁ
それと比べたら近頃の腑抜けたアニメ絵なんて便所の落書きだ 自分もそのニュースを見て、数年ぶりに「宇宙戦争」を読み始めたよ。
翻訳がちょっと不正確だけど読みやすい青い鳥文庫をメインに、
疑問に感じたところは偕成社文庫で確認しながら読み進めてる。 俺も青い鳥文庫か創元文庫で「宇宙戦争」を再読するか…と思ったら本が行方不明。
しかたないので学研の少年少女世界文学全集第三巻「宇宙戦争/海底二万里」
(宇宙戦争の訳は福島正実で挿絵は山藤章二。ブックオフで函付き105円だった奴)を
本棚の隅っこから引っぱり出した。
仰向けに寝転んで読むには重くてシンドイけど、読みやすいんですぐに読了。
イヤやっぱり面白いわ。人間のダメ&クズな部分がしっかり描れてるから、
単純なパニック・スペクタクルではなく深くて重い。
ちなみに「海底二万里」もついでに読みかけたんだけど、すぐに投げ出した。
個人的には嫌いじゃないけど「宇宙戦争」ほどハマれないんだよな。
「一度読んでもまたすぐに読みたくなるほど好き」って友人もいるけど。 自分は「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」でいいや
表紙が金森達のポップなイラストの旧版で
児童書じゃないけど 「宇宙戦争」や「フランケンシュタイン」とか一見キャッチーなんだけど
それに惹かれて読むと暗くて重くて心にズシンと来る奴は、
「この手のヘビーでダウナーな作品を楽しめる自分はもう幼稚なガキじゃない」
みたいな気がして大人への一歩を踏み出した感じがしたなぁ。
で、その気持ちや感想を他人に熱く語って鬱陶しがられるのな。 >>598
私は小さい頃って単純に勧善懲悪の冒険物や探偵物とか
不幸になるのは悪人だけでいい人はみんな幸せになるおとぎ話やファミリー系
そういう基本的にほぼ楽しさ一辺倒で大団円な作品を好んで読んでましたね
主人公が理不尽な目に遭う陰鬱な作品は作り話なのにわざわざ不快なストーリーに
してくれるなって感じで面白さがなかなか理解できませんでした そのせいか大人になった今でも勧善懲悪とか因果応報ではなく
悪党が勝ったり罪のない人物が不幸な目に遭ってそのまま終わるような作品は
モヤモヤというかムカムカして読んで損した気になるんですよね
フランケンシュタインでも怪物の復讐が行き過ぎにしか思えず全然納得いきません
博士は悪人ってわけじゃないですし周囲の人はただただトバッチリで可哀相ですし 「ジキル博士とハイド氏」のジキル博士も心から悪人ではなく、
快楽への欲望が強すぎたのと実験の行き過ぎの結果で、
誰の心にも存在する暗黒面の顕現がハイド氏だから、
あの最期はチト気の毒に感じたなぁ。
透明人間は極悪人だから、悪因悪果で破滅も大いに結構だけど。
モロー博士は悪意はともかくイッちゃってたから仕方ないか? 東芝エネルギーシステムズは、国際水素エネルギー協会から「ジュールヴェルヌ賞」を受賞したと発表した。 ベルヌもウェルズも今となっては古いwやはりポーだけが普遍的だ ネタにマジレスするとポオは回りくどい表現が多くて辛気臭い
詩作なんてグダグダで読めたモンじゃない
小説も華がなくて何度も読む気にはならないし
娯楽性ではウェルズやヴェルヌの方がはるかに上 子供の頃この手の話大好きだった
欧米だけじゃなく日本の作家でも赤江瀑とかはいいよ
当時の文学モノで有名だったものはあらかた読んだけど
一番のお勧めは新潮社のドイルの傑作集
元々神秘に魅せられた怪奇好きの著者が集めたせいか彼の創作能力なのかはわからないけど読者の妄想が膨らむ話がたっくさんあるんだよ
私は元々はホームズが好きで集め始めたんだけど、数十年後に記憶に色濃く残ってるのはホームズより傑作集の怪奇譚がほとんど。 昭和の幻想怪奇ものって面白いものがいっぱいあって
図書館で幻想怪奇あたりで検索したら全集が見つかるんじゃないかな ヴェルヌ驚異の旅コレクション、第三回配本。
本巻では、東欧を舞台にしたゴシック味あふれる後期の二篇を収録。「カルパチアの城」はストーカー「ドラキュラ」に先立つこと五年、吸血鬼の本場トランシルヴァニアを舞台に推敲を重ねた自信作。ホフマンやルルー「オペラ座の怪人」などを好む方々におすすめの完訳版。
「ヴィルヘルムシュトーリッツの秘密」は、ウェルズ「透明人間」の向こうを張った透明人間もの。息子のミシェルが書き換えた版が長く読まれてきたが、今回がオリジナル版初訳となる。
詳細な註を付して贈る。 ヴェルヌは「八十日間世界一周」より「海底二万里」の方が好きだけど、
コイツに関しては>108が言ってる通り冒険と言うより
「ムリヤリ観光ツアー(超優秀ガイド+海産ジビエ料理付き)」なワケで、
「八十日間」や「地底旅行」の「自分の意志でやってますんでハイ」な感じは◎。 アカデミー賞などに輝いた「アーティスト」のアザナヴィシウス監督が、ヴェルヌの若き日を描くアニメ映画「Little Jules Verne」で脚色を担当する 海底二万哩の再映画化とBBCの宇宙戦争はどうなってるのか ヴェルヌ の本文庫本で集めてるから
もっと種類だしてほしいぜ 昔のSFって児童書から消えていったけど、
ファンタジーと違って下手に「科学的」な分、
「不正確⇒子供の教育上よろしくない」と
考えられた結果だったりする?
>>615
児童書では見込み薄じゃないかな。
創元あたりの一般書で読むしかないかも。
とはいえヴェルヌの「月世界へ行く」は
周回するだけで全然盛り上がらないけど。 >>616
スペース・オペラは無理っぽい気がするな
キャプテン・フューチャーなんて太陽系内のあらゆる惑星はおろか衛星にまで
独自の生物や知的生命体が住んでたりしてあまりにも現実離れしてるからなぁ
実在の惑星等が舞台だから「子供が本気にしたらどうすんだ!」とか言われそう
「クローゼットの奥に魔法の国がありました」とかなら「ハイハイお伽噺ね夢物語ね」で済むけど 小さな子供でも魔法や妖精の出てくるファンタジーなら
「これは作り話であって現実では絶対に有り得ない」と分かるけど、
ある程度リアリティのあるSFだと「お話は架空だけど作中の生物や技術は
事実だったり実現の可能性アリ」とか思っちゃうかもね。
昔話で申し訳ないけど漫画「孔雀王」が流行った時に
本気で「裏高野(真言宗の秘密退魔集団)ってホントにあるの?」
とか聞くいい歳した大人がいるって話を聞いたのを思い出した。 先日別スレでも書いたんだけど、ウチの娘が青い鳥文庫の「名探偵ホームズ」シリーズに嵌ってる。
ストーリーとキャラもだけど、19世紀英国のクラシックな雰囲気がお気に入りなんだって。
で、時代と場所の設定が同じ「宇宙戦争」を勧めてみようかと思う。女の子には受けないかなぁ? 女の子ってファンタジーはイケるのに
SFはダメってパターンが多いけど何でだろな
どっちもホラ話である事には違いないのにさ
SFはリアル指向で現実逃避に向かないのかね 前にも言われてたけど、SFは理屈っぽいところが女子受けしないんだと思う。
登場する事象やガジェットにリアリティを持たせようとすると、どうしても説明臭くなるしね。
これがファンタジーなら「この作品世界ではそういうモン」で片づけられて、書く方も読むほうも楽と言えば楽。 ヴェルヌの邦訳作品はほぼ全て読んだけど、
面白く感じて何度も読んだのは「地底旅行」「海底二万哩」くらい。
あと「十五少年漂流記」があれば、個人的には十分で他は要らない。
「海底二万哩」は抄訳で事足りるのは言わずもがな。 ウェルズの原作だと三脚機械は蒸気を噴き出してたり(スピの映画でも表現されてた)
完全な電気仕掛けとは描かれてないんで、この動画みたいなレトロなデザインでもよかったのにとは思う。
でも彼我の科学技術の差をビジュアルで表現する意味で、火星人のマシンだけ現代的ってのもアリかと。
個人的には劇中の年代をちょっとだけ下げて、菱形戦車を出してくれたりすると嬉しいんだけど、
それだと飛行機(複葉とは言え戦闘機)も出さなきゃおかしくなるから、人間側が内陸で運用できる兵器は
馬車で牽く大砲と据え置き式の機関銃くらいが精一杯、という不安感や絶望感が薄らいじゃうかな。
https://www.youtube.com/watch?v=ijPeKgL22n8 ヴェルヌは飛躍が足りない
余計な蘊蓄が多すぎて退屈 ヴェルヌ第二次ブームって
バックトゥーザフューチャーがきっかけだよな。 少なくともおれはバックトゥザフューチャーで
ベルヌを知って
80日間世界一周読んだなあ ヴェルヌとウェルズの作品とは小学校の図書室で出会うものと相場が決まってる >>632
自分は当時既にSFにスレちゃってたから「BTTF」は
「今更そんなドロドロに手垢の付いたタイムトラベルネタなんてイラン!」
って感じでスルーして、三作ともいまだに観てない。「ET」も然り。
「スター・ウォーズ」や「未知との遭遇」は、お話はアレだけど
それをハリウッドの大予算特撮で観られるっていう、
ビジュアル的な吸引力で飛びついたけどね。
スレチ勘弁。
>>633
同意。少なからぬ冒険心を抱いた男子たるもの
「海底二万里」「地底旅行」「宇宙戦争」「タイムマシン」「透明人間」
といった魅力的なタイトル群に心惹かれないわけがなく、
そしてお手軽な大団円ではない結末の多さに色々と考えさせられる、と。 >>637
俺は1だけ我慢して見て後はスルーしたぞ
話が散漫で緊張感がなくツマランかった 俺もBTTFには全く興味が湧かなくて見てないクチ
て言うか小説でもタイムトラベル物は基本的に好きじゃないし
>>634
俺も「フランケンシュタイン」はベタなハッピーエンドまでは期待してなかったけど
あそこまで救いがなくて憂鬱極まりない展開は予想外で凹んだわ >>639
「フランケンシュタイン」の救いのなさはキツイですよね……。
「何かの手違いで危険な存在となってしまった人造人間に関する事件の顛末」みたいな、
ウェルズの「透明人間」に近い流れのお話だと思って読んだら、
捨てられた人造人間の理不尽&ガチな復讐劇で、聞き手の船員以外全員不幸になる話でしたから。
誰得どころかほとんど胸糞話で、子供心にももうちょっと何とかできなかったのかと思いましたよ。
まぁ簡単に読み捨てられるような「不思議で怖いだけの話」に終わらせず、
少しでも文明批評を持ち込もうと思ったらあんまりハッピーエンドにするもの何ですし、
あっちでは「ロミオとジュリエット」みたいな悲劇が受けるせいかも知れませんね。 SFって「宇宙戦争」や「深海の宇宙怪物」とか
「今は一応解決したけど将来は分からない」みたいな
不安な余韻と言うか予感を持たせて終わるのがあって
単純なメデタシメデタシより奥深くて大人っぽい感じが好きだったな
推理小説や探偵小説なんか基本的に犯人逮捕≒ハッピーエンドだもん
それこそ少年探偵団なんて「明智先生バンザーイ!」で終わりだし
二十面相は次巻ですぐに復活するっていうのに! >>641
>今は一応解決したけど、将来は分からない
「あのゴジラが、最後の一匹だとは思えない…」
by山根博士fromゴジラ1954 こんなスレあったんだ
ヴェルヌって確かポーを愛読してて触発されて小説書いたんだよな 子供の夏休みの読書感想文には「宇宙戦争」マジでオススメ もうここ何年もの間、ウェルズの創元社推理文庫の「世界最終戦争の夢」アマゾン中古価格で3000円−6000円(←そんなには高くなかったかな)くらいだったので
手が出せずにいたのですが(キンドルは苦手なので。)今見たら千円以下に下がってたので即買いました。
なんで下がったんでしょうかね?嬉しいけど。
あとは「月世界最初の人間」がどこかで復刊してほしいなあ!!(大きい活字で)