【いつ読んだ】
1980年ごろ

【物語の舞台となってる国・時代】
高度成長期あたりの日本

【あらすじ】
乱開発で住処をおわれた狐の母子の話。
飢えに苦しみ、人間に駆除されそうになりながら母狐は必死で子狐を守る。
最後はイタチを見つけて腹を満たすが、そのイタチは農薬中毒で死にかけていたものだった。
母子も農薬中毒で倒れ、二匹寄り添って昔の豊かだった山を思い出しながら死んでいく。

【覚えているエピソード】
チェーンソーの音を「歯の浮くような」と表現していた。

【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
ハードカバー

【その他覚えている何でも】
狐の心象などは全て地の文で語られていて、狐がカギカッコつきで話したりする表現はなかったと思う。
タイトルは覚えていないけれど、一見すると科学読み物かと思うような感じのものでした。
(実際、科学読み物と勘違いして手にとった)
宜しくお願いします。