【いつ読んだ】
 1970年代
【物語の舞台となってる国・時代】昔(少なくとも唐以前?)の中国
【翻訳ものですか?】はい
【あらすじ・覚えているエピソード】
ある皇帝に使える下級役人の話で、皇帝が病気でできた膿に苦しみ、その膿を口で吸い出せば良くなるのだが、皆が嫌がる中、その男だけが申し出て膿を吸い出し、皇帝に気に入られ、出世し、栄華を極め増長する。
しかし、他に能があるわけでもなく、皇帝が死ぬと失脚し、投獄される。
贅沢で口がおごっていたため、獄中の食べ物が受け付けられず、衰弱して獄死する。
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
小学生向けのハードカバーの世界文学全集の中国編に入っていた中国の古典短編集の一編でした。表紙は徽宗の鳩の絵でした。
【その他覚えている何でも・解決のためにやったことなど】
その短編集以外に「西遊記」や「宝のひょうたん」も収録されていた記憶があります。