【いつ読んだ】
 1970年代前半
【物語の舞台となってる国・時代】
ほぼ同時代の日本
【翻訳ものですか?】 いいえ
【あらすじ・覚えているエピソード】
主人公はたぶん首都圏の都市部の男子小学生。
主人公のクラスに男子の転校生が入って隣同士の席になる。
転校生はぜんぜんしゃべらず主人公は不審に思う。
ある日図工の時間、絵を描くことになり、隣の転校生が海の絵を上手に描いているのを見て主人公は思わず声をかけどこの海か聞く。
転校生は転校する前に住んでいた故郷の海でそこがどんなにいい所だったかを「〜じゃあ」と方言で話す。
それを聞いていた側の席の女の子たちがクスクス笑い、それを聞いた転校生はまた黙り込んでしまい、主人公は彼が方言を話すのが恥ずかしくてしゃべらなかったんだと気付く。
それからすぐ転校生が風邪を引いて休み、主人公はお見舞いに行く。
転校生は団地住まいで部屋からは故郷の海とは全然違う工場の建ち並ぶ汚れた海が見える。
主人公は転校生にもっと話してほしいと言い友だちになる。
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
小学校の国語の教科書(光村?)に載っていました。