ろくに手がかりがないのですが、トリトンの話だけでももう一度読みたいです
webcatプラスの連想検索→多すぎて絞り込めず
[いつ読んだ]2001年ごろ
[あらすじ]
子供向けの各国の民話集だと思う
[覚えているエピソード]
「トリトンと少年」
港町の少年が主人公
父は腕のいい漁師だったが、嵐の日に海に出ていてそのまま戻らず、母は体が弱い
ある日トリトンと名乗る男の人魚に出会う
たぶん漁の見習いに行った少年が、トリトンが網にかかったのを逃してやったのだったと思う
彼の肌は緑がかっていて、酒が大好き
適度に嵐を起こして船を減らしたり魚の数を管理したりするのが役目
酒瓶を海に入れてトリトンの名前を呼べば、大漁にしてくれたり嵐の日を教えてくれたりする
親しくなって、酒の礼に海の底のトリトンの宮殿に招待される
トリトンは酔って眠りこみ、その間に少年は隠された別室に気づき
難破した船の乗組員、乗客たちが衰弱して捕まっているのを見つける
少年は彼らを逃してしまい、さしあたり無事に家に帰れたが
トリトンが気づいていたようなので母にすべて打ち明ける
少年と母は一緒に教会に行って相談し、トリトンに飲ませるように酒瓶を渡される
普段より良い酒で、以前のこともあり疑われているようだが受け取ってくれた
その後ひどく海が荒れた日があったが、もう二度とトリトンを見ることはなかった
[物語の舞台となっている時代]

[本の姿]
年長以上向けの全集本で、古いものではなくA3くらいのサイズで函入り
赤に箔押しで子供たちの絵が表紙にあったと思うが他の本とごっちゃになっているかも
兜をかぶり顎ひげが生えていて矛を持った
緑青のような肌色のトリトン単体の挿絵がありました
[その他覚えていること何でも]
妖精の女王の話と、オラフという人名が同じ全集に出てきたと思う
家にあった本で、読まなくなって親戚にあげたかバザーに出したので手がかりはないです