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十二歳の岸辺で
和田登/著 こさかしげる/絵
講談社 児童文学創作シリーズ1981.11、青い鳥文庫1989.1
あらすじ(ネタバレあり)
主人公の加代子(通称カッコ)は裕福な親友・香代(カヨカヨ)に成り代わって洋子(ヨッコ)と文通していたが洋子が引っ越してきて嘘がばれてしまう
加代子の両親は不仲で家庭が荒んでおり、手紙の中くらいは幸せでいたかったのだと気づいた洋子は、加代子の嘘を責めずに自分は小児糖尿病だと秘密を打ち明ける
明るく頑張っている洋子の影響で、加代子の根暗な性格も前向きに変化していく
香代も含め3人は仲良くなり登山を計画するが、洋子が不慮の事故で亡くなってしまう
加代子らは洋子のことを思って鎮魂の登山をする
加代子は、洋子が生前取り組んでいた、盲目の子どもへの朗読テープ作りを引き継ぐ
加代子の両親の離婚が成立し、加代子は母と一緒にしっかりと生きていこうと決意
孤独だった加代子が自立・成長していく姿を描いた物語

過去ログまとめサイトの未解決本で確信がもてるものがあったので回答しました
昔の書き込みへ今さらでしたらすみません
300ページ近い本で内容も暗めですが、心に残っている作品なのでどなたかのお役に立てばうれしいです