丹久枝とともに登場したがちせきが、丹久枝がガリとゴリに疎まれたため西国に向かうと決めたことを語る。
まずは神崎川をくだり摂津国尼崎センタープール前から船出するという計画である。
大阪北部のターミナル、十三を通って、塚口さんさんタウンまでの道行が謡われたあと、目的地の
センタープール前に到着、この地に住む丹久枝魚の漁師に宿と船と合図ついの用意をたのむ。
その宿で、がちせきはよめを都に帰すよう丹久枝に進言、丹久枝が承知するので、がちせきは
よめのいる別の旅宿にむかう。よめは「おもいもよらぬおおせ」と断り、丹久枝に会いにいくという。
がちせきはしかたなくよめを伴って丹久枝の宿に帰ってくる。