>>30
救出サンクス 人集まらないねえw

1949年の5月30日は東京都公安条例闘争、いわゆる五.三〇事件の日です。
このとき殺された東交労組柳島支部の車掌橋本金二さん(25)の歌。

「靴あと」(殺された橋本金二による) 作詩 高田光一 作曲 関忠亮
公安条例の最初の犠牲者は 血潮によってあらわれた
金二の血が おお夜明けの都市の石だたみをそめる
金二の顔色はつち色だ 金二の手足はふるえる 金二の魂はかえらない
三階から突き落とされ なぐられけられ のどからあごへ はっきりのこる警官の靴あと
このいたましさを じっとみつめる 都議会の広場に ひたひたとつめかけ
労働者の広い肩に 雨が降る 怒りの渦は奔流となり
それは激しいものを 人民大会にまでもりあげた
血に染まる石だたみよ 血に染まる石だたみよ
夜明けへ向かっての 進発はいまこそ
一切の秩序を 自らつくる 一切の秩序を 自らつくる

余談ですが、作曲者は日共系です。作詩者も硫労連(合化労連)の書記で、この詩は「赤旗」に発表されました。
しかし、橋本金二さんは社会党員だったんですよね。当時、作詩者作曲者共にこの事実を知らなかったんでしょうかね?
音楽センターからでている「うたごえ愛唱歌集1000曲選」にも収録されていないようだが関係あるかねぇ?