●日本共産党は解体すべき●(元党員)
ユーロコミュニズムが破綻し、国際共産主義運動はその存在意義は終演し、
蛸壺的に自己保身をはかる時代の到来だった。
つまり他国に干渉はしないものの、内部に向けては異端者は徹底的に粉砕する。
お馴染みのリトル。スターリズム官僚支配である。
能力あるものの重用ではなく、学閥による人事。おしなべて幹部に逆らわない体制。
80年代初頭に次々と起こった、いわゆる「民主文学問題」、「原水協・平和委員会」の粛正、
党の民主化を求める個人・組織も悉く弾圧されたことはそんなに簡単に忘れられるものではない。
どれだけ志高い党員たちが去っていったのか?
党中央は自己の正当化にのみに汲々としてきたのではあるまいか。
選挙のたびごとのに敗北に次ぐ敗北。中央の自己批判など皆無だった。<>
理論戦線においても現代思想に置いてけぼりにされても何の通用も感じない無神経さ。
一体日本共産党の存在意義はどこにあったのか。
「消費税反対」、「小選挙区正反対」、「国民生活を守ろう」というスローガンだけであり、
個別的な課題による共同を模索しながらも、現実的な力とすることができない
無能力者であることを示したに過ぎなかったのではないか。<>
総体として日本共産党は下から上まで、あるいは上から下まで腐っていた、と思う。
何ごとにももちろん例外はある。
それを差し引いても、共産党は、国政革新などを本気で目指していなかったことは明らかである。
結論として、私は、日本共産党は解党すべきである、と考える。
左翼を標榜するならば、少なくとも「イタリア左翼民主党」なみにすべきである。
実体としては「左翼民主党」よりも非民主的で、右翼修正主義的なのだから。以下、略。
ttp://www.linkclub.or.jp/~sazan-tu/discussion/situation2/s05101.html