>>380を読んで思い出したことがある。
昔社労党って政党が日本で始めて行われた比例代表選挙に出た。
その時の公約が労働人の4時間制だった。

ロシア革命が起こりソビエト連邦ができて実現した一つに8時間労働制がある。
これは一日の労働時間を8時間としたものだ。
同時に一日八時間働けば生活できるほどの賃金を得ることができるってことでもある。
たとえばおばあちゃん、とうちゃん、母ちゃん、子供二人の5人家族の場合、
とうちゃんが8時間働けば生活ができるってことだ。
言い換えれば5人家族の生活は8時間の労働時間で維持できる。

今では女性の社会進出も進んで働くのはとうちゃんだけじゃない。
多くの場合母ちゃんも働く。
5人の生活を維持するのに8時間だけ働けばいいのなら母ちゃんが働くならその分とうちゃんは働く時間を少なく出来るはずだ。
何しろ八時間労働制で一家を維持するだけの賃金は8時間働けば手にすることができるはずだからだ。

もし完全な男女平等社会になって女性も男性と同じように働くことになるなら、
男性の労働時間は半分だけでいいだろう。

もう一つは社会の富の増大がある。
当時のまだ未発達なソビエト連邦ですら一日8時間労働すれば生活が出来た。
たとえば近代的工業生産を行いつつあるソビエトでそれだけの社会の富が存在した。
いま、当時のソビエト人民の一人が作る生産物の何倍もの生産を現代の日本の労働者は行っているだろう。
だったら、当時8時間かかった仕事をもっと早く終わらせるってことにもなる。
もし、当時のソビエト連邦クラスの生産力で8時間働けば生活できるなら今の日本の労働者はもっと少ない時間で生活できるはずだ。

俺は社労党とは関係ないし、なぜ社労党が4時間労働を言い出したのかも知らないけど、今の日本が働きすぎなのは確かだって思う。
この話を何人かの人にしたことあるけど、理解すらされないんだよね。