宮崎駿「若い人たちは革命をおこしたほうがいい」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
ぼく自身、六〇年代には労働組合の活動をずいぶんやりました。
べつに自分たちのやったことが良いことだとか悪いことだとかいうつもりはないけど、
人間はいつでも愚行をおかす危険があるってことをわかりながら、
それでもなにもやらないよりは、やったほうがいいと思います。
最近になって、若い人たちがまた独立系の労働組合をつくったりしているようですけど、
いろんなところで立ち上がって革命をおこしたほうがいいんです。
ttp://www.ghibli-museum.jp/animal/neppu/miyazaki/ 「たいていの人には値段がある。それは人間だれしも恐怖と欲望という
感情を持ち合わせているからだ。まず、お金を持たずにいることが怖いから
必死で働く。そして給料を受け取ると欲張り心が頭をもたげ、もっと
お金があればあれも買える、これも買えると考え始める。その時に人生の
パターンが決まる。朝起きて、仕事に行き、請求書を支払う。また朝起きて
仕事に行き、請求書を払う。この繰り返しだ。そのあと彼らの人生はずっと
恐怖と欲望という二つの感情に走らせ続ける。そういう人はたとえ
お金を多くもらうようになっても、支出が増えるだけでパターンそのもの
は決して変わらない」
(前著 P67)
>>305
おれはずっと考えてきた。
ご存じのとおりロバートキヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」は
竹中平蔵が進めるような「新自由主義」「自己責任論」の中核ではないかとね。
おれはこの国で何が守られ、そして何が壊されようとしているのか、
そのことをずっと知りたいと思ってきた。
寄生虫たちが言う自己責任論は、この「金持ち父さん貧乏父さん」で、
>>304で明確に、さげすまれ、明らかにされた人間たちそのものだ。
おれはいつも思っている
「おれたちは何を学ばなければならないのか」
について。
おれは投資をしようとも思わないし、アパート経営をしようなんて思わない。
だがおれは何が価値があるもので、何が価値がないものなのか、そのことを
いつも考えてきた。 おれたちは「価値」についてもっと真剣に考えなければならない。
この国は倒錯した国だ
保守主義は国を守らず、自由主義の終焉が決定的になったこの国の中で
われわれは「何を価値」であるものと考えるべきなのか。
それは我々が「人生からつつきまわされている」のであり、
そしてそれは社会を具体的に変える我々の行動の中で生み出さなければならないものだからだ。
竹中平蔵や新自由主義者たちは「価値」を生みださなかった。
彼らが行っていることは、恐怖と欲望、そして幻想をたえず生み出し
国民が「人生からつつかれている」ことを、全て消してしまうというまやかしの
行動だった。
恐らくまだこの国の人間たちには自分たちが何を試されているのか理解できないでいる。
その人間たちに伝えるがいい
「目覚めよ」と
「われわれがなすべきことをなすがいい」とな
「覚醒せよ」
われわれの行動もまた、人生につつかれているのだ
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています