全裸にされ、手を縛られたままで15年、糞便に充ちた土間で過ごす「妻」…中国

糞便のにおいの充ちた土間で、両手を縛られ、一年中全裸で過ごす女性がいます。女性の名は孫桂芝。 黒竜江省に生まれました。
彼女は、いまから15年前、21歳のときに2000元という値段で、当時50歳の 男性、馬学義に売られたのです。

7月15日、読者からの通報をうけた助D坊新聞の記者は、 山東省の安丘市石埠子鎮孟家旺村へと向かいました。
それらしき家に到着すると、裏では14歳になる という馬学義の息子が、椀にもられた昼飯を夢中でかき込んでいました。
屋根の低い粗末な小屋をのぞくと、全裸の女性が枠のみの窓から外をながめています。今年65歳の馬学義が取材に応じました。

15年前に馬学義は人買いから女性を買いました。馬によると女性は彼のれっきとした妻だといいます。
女性を買って暫くたってから、おなじ 石埠子鎮の孝仁泉村にて結婚の登記もしたそうです。そのとき届け出た女性の名は程玉蘭。もちろん偽名です。

馬学義は、彼女を手に入れるとまずは全裸にし、両手をナイロンの紐でしばってその先に数十キロの重石を括りつけました。
縛ったのは馬に いわせると、彼女がものを壊すため。また全裸にむいたのは大小便をさせるのに便利なため。
冬でも丸裸で過ごす彼女は、小屋に一頭だけいる羊に体を寄せて暖をとるのだそうです。
それでもあまりの寒さから昏倒したことがあり、そのときには隣近所の村人が彼女のために火をおこしてやったこともあったそうです。