名古屋市営地下鉄の名城線・名港線に4日から、女性専用車両がお目見えした。平日の始発から午前9時まで運行し、肩がぶつかり合う通勤通学ラッシュ時に女性に快適に利用してもらう。
 右回りは先頭から4両目、左回りと名古屋港行きは先頭から3両目が女性用となる。名古屋市営地下鉄では、終日導入している東山線に続き2路線目。
名城線・名港線は1日の利用者数が37万6千人(2014年度)と東山線に次いで多く、混雑ピーク時には一部区間の乗車率は130%まで達するという。痴漢被害も12〜14年に計22件確認されている。
 初日の女性専用車両は、他の車両よりすいていた。堀田―久屋大通間を利用する法律事務所勤務の女性(24)は「男性には申し訳ないが、普段は混雑で息もしづらく、仕事場に着くまでにぐったりしてしまうほど。
今朝はとても快適で感動しました」とにっこり。気付かないまま乗り込み、ばつの悪そうな男性の姿も目立った。
(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016070490113016.html

もはや「女性専用車両は痴漢対策のため」には胡散臭さしか感じない。