>>256
の続きです。

今は廃校になり名前が奈良大学付属高校となってますが、一応、私「注釈の人」こと荒谷直人も、正強高校という、当時日本で一番強い剣道部がある高校の武道の選択科目で剣道を習った事があるもので。
インターハイに出場した剣道部と練習試合させられた時に気付いた事ですが、刀を使った勝負の場合、例え素人であろうとも先に仕掛けた方が、相手が格上だったとしても、かなり有利に立てます。
その練習試合のハンデは私から打ち込んで良いという話だったもので。
実際、インターハイ出場の剣道部相手に、相手の竹刀の動きを数秒封じる程度なら、最初から巻き手を狙えば剣道素人の私でも可能でした。
先手を打てるというハンデ付きならね。
これを見ているかもしれない当時の剣道部の渡辺くん。
私との練習試合を覚えていますかね。
巻き手で竹刀を絡ませ、下に押し付ける形で数秒間だけ剣を封じた私を。
それでプライドを刺激して本気を出させていまいましたけどね。
その後、何度も面打ち食らいましたが。
それほどの実力差のある相手だと、勝てずとも、先に仕掛けて剣先を絡ませて剣を封じるぐらいは可能だと思ったもので。
私も子供だったもので、当時の剣道部相手に、体力のない自分の考えた戦術がどこまで通用するか試してみたかったという事もあり。
力で勝てないなら、頭を使うしかないですからね。
渡辺くんとは当時、人間関係も良好で何の恨みもありませんが、分りやすい一例として説明に必要なもので。
これで高2の一学期の期末試験でテスト回収間際、私の歴史のテストの答案を2〜3問カンニングしたのはチャラという事で。
その前の世界史の中間テストで私が100点取っただけで、その後、みんな私の答案をカンニングするようになり、随分現金なものだと思いましたが。
今となってはそんな思い出すら、私の高校時代の数少ない良い思い出ですがね。
それ以外の高校時代の思い出が、マルクス主義の私に対しての「嫌がらせ役」と「懐柔役」を分けた誘導も絡み、酷すぎましたが。