私は、実はW階級闘争Wという言葉嫌いやねん。人々を敵味方で考えとるし、その分別も曖昧やし。

W階級闘争Wで、資本家と労働者の違いがヨウワカラン!と、1年以上前に地区党のヒトに食ってかかったら、

「課長以上が資本家で、それより下ならば、たとえ大学卒でも労働者なんだ。そう定義されてきた」

と説明されて、全く腑に落ちんかったし、いまも落ちてない。


資本家とか労働者とか関係なくて、体制が言うから聞くのか、いや道徳的におかしいから徹底的に考えるのか、その違いやろ、と思う。

それを言うと、これは地区党ではないけど、道徳的に考えるのは権力者の思想で、労働者は道徳的に考えたらアカン、みたいなことを言われるのも、私はおかしいと思う。

道徳だって、本来は労働者のモノやと思う。

けれども実態として、道徳が新自由主義(権力者の自由は認めるけれども、労働者の自由は認めない、とことん労働させて搾取する思想)を肯定する材料にされて、民意とは違った使い方をされていることは理解する。