http://agora-web.jp/archives/2020016.html

山田肇

マイナンバー(共通番号)制度を廃止するという、共産党の公約には驚いた。
マイナンバーはプライバシーを侵害する恐れがあるというのが理由だ。
米国では社会保障番号がプライバシーに重大な脅威を与えていると日本弁護士連合会が2007年に指摘しているのが、根拠だそうだ。
10年前の指摘を根拠にする根性はすばらしい。
この間に情報技術がどれほど進歩したか、個人情報保護委員会の設置など制度がどれほど改善したかを、すべて無視している。
紙の記録を基にしていたからこそ年金の未払い問題も起きたのだが、
それでもかまわない。何がなんでも今まで通りと主張するのは、共産党の頑固な保守性を象徴するものだ。


調査の結果、共産党の突出した保守性が明らかになった。投票先の選択に参考にしてほしい