攝津 正
3時間前
「それでも一日10時間書くのだ! めざせ月収30000000」とかいう劇画風フレイズとともに
意識のしこりとなって想起されてきたのはうちのおやじさんの
「おれは10年に一回の男だ」
(その前後は母親のマネージャー等をしていたがバブル期に不動産屋に戻って
一稼ぎした意)。
居酒屋はフルールでは酒が回ってほろ酔い上機嫌になると誰にでも彼にでも
「人生一回!」と叫んでいたので「…一回」というフレイズが好きなのかもしれない。

典型的なダメオヤジという感じもするが、
よく考えてみたら景気本格的に悪くなる前にさっと手を引いたのは
機を見るに敏だったのかもしれないと後年思い返した

前のおとうさんというか実父は(数千万のもとでを)
「殖やしてやろうと思った」で小豆先物でパーだったからね…

なかなかユニークな人材しかいない攝津家の人々

息子は息子で「人生一回ッ」というような叫びが聞こえてきたら間髪入れず
「そうそう そうそうッ」とか「そのとォーりッ」と合いの手を入れているノリのいいヤツである。