ところで、オレは正直な賃プロだから、以前、LEDの発光原理の説明がかなり誤っていた為、
再度説明を試みたいと思う
PN接合型の半導体は、自由電子をN型半導体からP型半導体に向けて流すとP型半導体の部分
で正孔が発生するが、LEDの発光は、P型半導体とN型半導体の境界部分で自由電子が、
正の電荷に帯電している正孔にクーロン引力によって引き寄せられて急制動して原子核に
束縛され、その電子の周りで放出・吸収されている仮想光子の中の一つに制動エネルギーが
転化される事により、仮想光子が実光子に転化する現象であるというように考えられる訳
だよな
この現象によって放出される実光子のエネルギーは、自由電子のエネルギーから正孔の
ポテンシャルエネルギーを差し引いたものとなるが、正孔は自由電子に対して引力が働く
から、ポテンシャルエネルギーは負の値となる為、自由電子のエネルギーが0に近くても=
電圧が低くても、実光子のエネルギーはほぼ一定の正の値になるという事だよな
そして、実光子のエネルギーがほぼ一定という事は、放出される光の波長がほぼ一定にな
るという事を意味しているよな
それで、電子の周りで放出・吸収されている仮想光子の中の一つだけが実光子に転化する
のはどうしてなのかという事は、「超選択則」という「量子の観測問題」に関わる仮説で
説明可能な事だと思うので、理論的には完全に解明されていないが、この事を
「そんなもんだ」と割り切りさえすれば、健全な賃プロから見れば、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BA%E5%85%89%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%89
の説明から比べれば遙かにマシな説明であると思えるよな
尚、wikiにも書いてある通り、半導体の素材によって発光の有無や光の波長が左右される
のだが、この事を説明すると非常に長くなるので、説明はこの程度にしておきたい