>>605
黒田寛一はマルクス主義を媒介として、自分とは何か、自分が住む日本社会を解明したかったのではないか?
だから、黒田寛一に心酔して革マル派に集まった人たちは、自分とは何か、日本社会とは何かを知りたい
という欲求を持った人たちではなかったか?
黒田寛一の切り口は、吉本隆明が「共同幻想論」を書いた動機と似ているのではないだろうか?