>>282
我々が、くり返し指摘して来たように、武器は階級闘争の成熟度合(それは、具体的には、組織として体現される)を正確にみきわめた「現段階的武装」以下であっても、以上であってもならないのである。現実の闘いの歴史をとびこしてみても結局、それだけの反撃は現実から受けるものなのだ。

 勿論、我々は、現段階の武器を固定的に考える必要は少しもない。我々が予想しているよりも、はるかに早く、プロレタリア革命運動としての銃撃戦や爆弾戦はやってくるかもしれない。しかしまちがいなく言えることは、現在はその時期ではない。これを、個人の決意でとびこしてみても、それは、どこかで崩れてしまうのだ。

 以上の意味において、連合赤軍の内部問題の処理の方法は、プロレタリア革命運動の原則から大幅に逸脱し、それをブランキスト的、スターリニスト的に歪曲したものであり、プロレタリア革命運動の名において、根本的批判と弾劾がなされねばならない。