0457明石の尼君 ◆iIa39u97KA (ワッチョイ 3333-OdF3 [101.142.108.28])
2022/09/11(日) 13:57:10.13ID:1twfkIrF0失恋を科学する──「私は臨床的に最悪だったんです」
自然人類学者のヘレン・フィッシャーは、パートナーに捨てられた人を調査した。その結果、そうした経験のある人の脳の活性化した部位は、依存症に関連する部位と同じだということがわかった。愛する人に捨てられた人は、薬物やアルコールと同じような痛みと渇望を感じる。そして離脱症状を経験してから何ヵ月も経ったあと、1本の電話や、窓に当てられた小石ひとつで再発するケースもあるという。
■生物学的に見たハートブレイク体験
・愛する人を失ったことによる強烈な悲嘆(ハートブレイク)や拒絶を経験すると、身体的な痛みが活性化されるのと同じ脳の領域(島皮質と前帯状皮質)の活動を活性化する可能性がある。
・依存症を引き起こし、それに反応する脳の部位は、かつてのパートナーの画像や形見の品によって活性化される可能性がある。
・白血球の一部は神経系を経由して私たちの気分をモニターし、悲嘆や孤独に耳を傾け、それが炎症を増大させる可能性がある。
・「ブロークンハート症候群(ストレス心筋症)」は、心臓の左心室の形状を変えて拡張させ、筋肉が弱くなり、本来送り出すはずの血液がうまく送り出せなくなる可能性がある。
・愛する人との別離は、ドーパミンとオキシトシンなど気分を上向かせる神経化学物質レベルを低下させ、振顫(しんせん)や動悸、うつ病といった離脱症状を引き起こす可能性がある。
https://courrier.jp/news/archives/299959/