中原誠一

カール・マルクスの非常に優れたところのひとつは、資本論の完成よりも現状分析、把握に力をそそいだところです。その後継者を自認する者たちが、「概念規定」に執着する様は、マルクスの本意ではありますまい。

韓国の闘う人民からは、日本のあなた達よ、とにかくもっと力をつけることはできないのか、という冷たい視線を向けられることを覚悟しておいたほうが良いでしょう。連帯の言葉を使う水準に、私たち日本の人民はありません。