高度成長に伴って地方の多くの青年が地域社会を離れて都会で就職した。地方の高校生が親元を離れて都会の大学に
進学して下宿を始めた。そのような青年の孤独感を捉えて新宗教は信者を獲得していった。
これは日共や新左翼が信者を増やして教団を拡大した過程と共通している。
信者獲得期は長く続かず、信者の高齢化が進み、教団は衰退していった。
この点も新宗教・日共・新左翼は共通している。
若者はネットによって孤独を癒すことができるので、宗教や教団を必要としなくなっている。
時間とともにすべて消えていくのみである。