車椅子利用者というだけで、目の前に停まっている電車に乗れない現状があることを知っていますか?それどころか、既にホームにいるにも関わらず、20分後に到着する電車にも乗ることができないことも珍しくないのです。
「"車いすユーザーは目の前の電車には乗れないもの" という前提のもとに成り立っている "JRの仕組み" を変えたい」と、当事者の方が声を上げました!

私達車いすユーザーは、発車の10分前、場合によっては20分前の電車にも、乗れないことが日常的にあります。



それはなぜか。

全国のJRでは、スロープを使う車いす利用者の案内が「降車駅に連絡がつくまで、私達を電車に乗せられない」という原則ルールに則っているからです。たとえ電車に乗っている時間が30分あったとしても、電車に乗っている間に連絡をするということはできず、降車駅に連絡がつかない限り目の前の電車に乗ることはできません。

実際に、私や他の車いすユーザーは目の前で何本も電車を見送り、暑い日も寒い日も他の人の何倍の時間もかけて電車を待つという経験を何度もしています。

JR以外の私鉄では、車いすユーザーが目の前の電車に乗るということが大抵叶っています。これは、降車駅に連絡がつかなくてもまず私達を電車に乗せてその間に降車駅へ連絡をする、もしくは降車駅への連絡がすぐにつく仕組みが確立されているからです。

他の私鉄各線でできていることなら、きっとJRにもその仕組みは導入できるのではないでしょうか。

この問題についてのネット署名運動があるので、是非、協力して下さい。

特に解放派や、その周りの人々は、全「障」共の運動をされているので理解してくれると思います。