>>52
それは1980年頃まで日共が掲げていた民族解放民主主義革命論というやつそのものだよ。
まず米帝の支配およびそれと結びつく買弁資本家を打倒し日本を政治的に独立させるのが第一の民主主義革命であり、労働者を主体とする社会主義革命はその先に考えましょうというやつ。
ところが、日本が戦後復興を果たし独自の帝国主義として復活した1960年頃には、こうしたテーゼはすっかり古びた時代遅れのものとなった。
二段階論は復活した日本の強大な帝国主義・日本独占資本との正面からの闘いを回避し、プロレタリア革命ー世界革命から逃走する日和見主義であり、「愛国主義」を掲げる反レーニンの排外主義であるということが暴露されてしまった。
ここに社共と別コースを歩む日本の新左翼の独自の発生根拠があった。