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被災地からの訴え

女川原発反対同盟 阿部 宗悦氏
 3月11日の東北・関東を襲った地震と大津波により、ここ女川も壊滅的な被害を受けました。この大震災で福島原発は放射能漏れという事故を起こし、われわれが前から心配していたような事態が起こっています。
 原発推進派の学者を登場させての「安全」という報道に惑わされず、政府と東京電力を追及しなければなりません。福島原発、女川原発を始めとする全国の原発を止めるわれわれの闘いを強化し、心配なく生きていける社会を共につくっていきましょう。
 全国の闘う仲間の皆さん。被災地の支援、反原発の闘いへの支援を訴えます。

2011年4月10日

日本キリスト教改革派亘理教会牧師 林 茂雄氏
 私自身の被害は軽く済みましたが、同じ亘理町の幼稚園児が地震発生後に送迎バスに乗っていたものの、親の迎えを待っている間にバスごと津波に飲み込まれ、10人以上が亡くなるという痛ましい事態が起きています。
 震災から数日後、福島第一原発から30キロメートル付近の南相馬市まで教会で集まっていた救援物資を運びましたが、そこには住民が残っているにもかかわらず「自主避難要請」が出ているために、避難所が開設されず、救援物資も届かないという現実を目の当たりにしました。このような現実をもたらしたのは、政府であり東京電力です。「想定外」と言うことをもって責任逃れをすることを許さず、徹底的に追及しなければなりません。
 亘理町だけでも2000人以上が避難生活を強いられ、震災を受けた労働者・市民の避難生活は長期間となります。私も地元で被災者支援を取り組みますので、全国の皆さんの御支援をよろしくお願いします。

2011年4月7日

こうした被災地からの訴えに応えたものです。