俺が連絡をするのをやめようと思ったキッカケは、突然やって来た。

朝起きて、ふと思った

「俺この恋愛ダメだなやめよ」

連絡をたとうと。簡単な事じゃなかった。自分から返信していないのに無意識に携帯を見てしまっていた。くるはずもないのに。

正直言ってしまえばまだ好きだった。
諦めることなんてしたくはなかった。だけど、もう耐えられなくなっていた。
色々あった。今まで。必死で頑張って口説こうとした。どんだけ都合よく使われても好きだから、気にもならなかった。深夜に遠くの場所まで迎えに行った事だってあった。

そんな我慢のツケがどっと来た。耐えられなかった。

それからは連絡は一切しなくなった。
だけど、たまに菜々緒から連絡があったが、続かなかった。

わずか2ヶ月の間に色々あった。
楽しい事も辛い事も。今では菜々緒に会えてよかったと思っている。

その後、俺は別の女の子と出会い付き合っている。
菜々緒とは正反対の女の子だ。
全くもってタイプが違う。

だけど、菜々緒を見かけるかとがあった。
ある夏の花火大会の帰り道。
高速のサービスエリアに寄った時、そこにはなんと菜々緒の車が止まっていた。
初め見た時はびっくりした。また変な偶然が重なった。

だけど、俺は無視してサービスエリアからでた。

それが最後に見た菜々緒だった。

以上です。
更新遅くてすみません。
質問などありましたら受け付けます。