前の社会に向かう電車とバスは、懐かしかった。
移動時間は、記憶の訓練にあてた。
バス内で携帯落として画面にひびが、、

お世話になったことを事務の人らにしっかり感謝してきた。
全員総立ちで、俺を送り出してくれた。
ありがたかった。
しっかりやると誓った。

その後、直観像の時間へ。
ニット帽にマスクしてたから誰にもばれずに済んだ。
建物は、しっかり脳に。
45分近くかかってしまったけど。

…色々、思い出してしまった。
三年前、色んな人の相談にのった部屋とか。

こめかみが痛む。
胸も。
その女性には、前向きになれるようフレームシフトしてきた。
苦い思い出になったな。
全く無意味なことをした。
…あの時の、彼女がいなかったら貴女に告白出来た、というセリフに、嘘はなかった。
あの当時の話だけど。
俺はお世辞は言わない。

…。
バスで、日本橋へ。
行きつけの店に、また一人連れていく。

…。
上手くいった時、とっさに空を見た。
ああ、そう言えば。
あいつを思う時、いつも見上げていたな。

あれから15年、かかったか。

…。
夢を持っている人へ。

頑張って許される環境下なら、頑張ってみて欲しい。
俺はどん底から這い上がり、今がある。
俺は決して賢い部類ではない。
だから、、

…人の思いというのは、本気なら叶うものだ。
ようやく、会いに行ける。
待たせて済まなかった。