弟子を例え自分が世間の逆風に立たされようと仁王立ちで守る貴乃花親方。
そんな親方に感謝の意を込めて、全力で親方のアレを口で慰める貴ノ岩。
弟子にそんなことをさせてはならぬと理性を働かせようとするも、貴ノ岩のモンゴル仕立てのテクニックに理性は消え快楽に溺れてしまう貴乃花。
光悦の表情を浮かべる貴乃花を上目で見て少しでも自分が必要な存在なんだと認識し涙を浮かべながら貴ノ岩は行為を続ける。
白鵬、日馬富士、鶴竜に毎度嫌々やらされていたこの行為が、今一番愛する人の為に捧げられる最大の行為となるとは何とも不思議なものだと貴ノ岩は微かに笑う。
いつも流していた涙。しかし今日頬に伝うものはとても温かいものであった。