検察官「左の肩の肉の筋は、すぐとれましたか」

星島被告「いいえ」

検察官「どうしてですか」

星島被告「肩の筋肉がつながっていたからです」

検察官「それで、どうしましたか」

星島被告「つながっている所に切れ込みをいれました」

検察官「それで、はずれたのですか」

星島被告「はい」

検察官「右の肩も同様ですか」

星島被告「はい」

検察官「背骨はどうしましたか」

星島被告「のこぎりで切ったと思います」

検察官「2つに切ったのですか」

星島被告「はい」

検察官「胴体を解体した後、骨の量はどれくらいになりましたか」

星島被告「ごみ袋1杯分くらいには…」

検察官「作業が終わったのは何時ごろですか」

星島被告「(平成20年4月21日の)午前7時くらいです」


検察側の冒頭陳述によると、星島被告は前日20日午後8時から、東城さんの遺体の損壊作業を行っていた。星島被告の証言によると、計11時間にわたり、東城さんの遺体と向き合っていたことになる。


検察官「その日は寝ましたか」

星島被告「いいえ」

検察官「この日は出勤日ですよね」

星島被告「はい」

検察官「出勤までの間は、何をしていましたか」

星島被告「服や小物を切り刻んで、トイレに流しました」

検察官「東城さんのものを、ですね」

星島被告「はい」