A 気が付けばそこには
そばの山 そばに山

A あの家を出てから
山の下には 僕の手には

B ナイフからはみ出した
血塗れた奥義書
思考が途切れ
僕は旅に出た

サ パンドラ パンドラ
ビ 無の先の世界へ
終わり無き暴風が僕を包み込む
それを静寂がつつみ込む

間違えました


A 僕が居るのは箱庭
風が吹き 草木は枯れ

B 気付かせてくれたのは
誰だっけ 忘れたな
今の僕なら
静電気も避けれる

サ 謎に何故だ パンドラ
ビ 風に何故だ 僕ら
脂が退くまで走り続ける
架空の宙を飛び回る

C 目を閉じれば
何も見えない
目を開けば
何かが見える
つまりそういうことだ

サ パンドラパンドラ
ビ 無の先の世界へ
終わり無き暴風が僕を包み込む
それを虚しさが包み込み 僕は木に抱きつく
サ I do now I do now
ビ 踏み入れざる世界へ
触れてはいけぬ箱に僕は苛まれる
それをそば粉が 救い出す

A 気が付けばそこには
あなたが あなたが