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412 :俺より強い名無しに会いにいく [sage] :2017/11/02(木) 20:09:35.24 ID:sDdPEpY+0 (3/4)
 それから数週間後、強い日差しが肛門を照りつける中で、調査隊の一人がしゃがみ込んでいた。

「うんちでるゆ・・・・・・」

 そうしてしばらく踏ん張っていると、男を一人の影が覆った。男は振り返り影の主を確かめた。

「リキ! 久しぶりだゆ。研究はもういいのかゆ?」

 リキは無言のまま男を見下ろしていたが、やがて答えた。

「俺は門者だ。俺は侍だ」
「ゆ?」

 男が聞き返したのも束の間、リキは懐から刀を取り出すと、男の肛門を貫いた。
男は断末魔をあげることすらなく、リキが刀をヌキ取るとともに、音も無く崩れ落ちた。

「肛門を汚してんじゃねーよ・・・・・・馬鹿じゃねーの? 不愉快だわ」

 キャンプの中では、三人の男が椅子に腰掛け、話し込んでいた。

「だからさ、これからこの場所をどうするよって話だよ」
「そう言われてもなぁ。まあ、アニメ好きが集まる場所でも作るかね」
「俺だったら断然雑談所だね。なんやかんやでみんな自分の話が好きなのさ」

 話し込む二人に、第三の男が怒鳴り声をあげた。

「たわけ! おまえら二人とも、留守番も任務のうちってわかってるのか!」

 その時だった。キャンプの中に刀を持った人影が現れ、一瞬のうちに二人の肛門を両断した。

「カツ副隊長」リキは、残った第三の男をそう呼ぶと、刀を肛門に突きつけながら言った。「激臭を感じますか?」
「し、知らん!」酷く動揺しながらも、すぐさま持ち前の気丈さを取り戻し叫んだ。「そんなことより、なにやっとるんじゃ! 気でも狂ったのか? たわけ!」
「副隊長・・・・・・残念です」

 晋也を迎えた頃、調査から戻ってきた本隊が、肛門を抉られた四人の死体と、肛門人の廃墟へと続く足跡を見つけた。
「リキだ! リキが裏切ったんだ!」怒りに燃えた隊員達は、銃を手に取り、すぐさま追跡に向かった。