>>945
「オキノタユウ」の歌詞がどうも気になって・・・メロディは好きなんだが。
アホウドリの視点から歌ったと言ってるわりに、「チクタク鳴り響く部屋の中」とか。
近頃のアホウドリは部屋に住んで時計を使うのか?
あと、「今年最初の霜が降る」「吐き出す息白く夢の様」と言いつつ「蝉時雨」って・・・。
季節感が混乱する。
"cliche"っていうんだが、決まりきった常套句を適当につなぎ合わせたように感じられるのがきつい。

ゆう子の曲もたとえば「華火」、曲としては好きなんだが、
「いつか見た夢 儚く消えゆく」とか「雲間に浮かぶは 君の微笑 もう抗えずに」とか
決まり文句っぽい上に抽象的で、「詩」としてのパワーがない。
ずっと音楽ばかりやってきて、小説とか詩とかあまり触れてこなかったのかな。
知り合いの音大生も、自分の専門ジャンルの音楽には詳しいけど、本や詩や映画のことは絶望的に無知だったりする。

あ、聖志の歌詞はよく練られていていいと思う。