「月虹 (TV size edit.)」

夜明けよりも手前側 星空のインクの中
落として見失って 探し物
心は眠れないまま 太陽の下 夜の中
継ぎ接ぎの願いを 明かりにして

何もいらない だってもう何にも持ってない
あまりにこの空っぽが 大きすぎるから

たった一度だけでも 頷いてほしい
鏡のように 手を伸ばしてほしい
その一瞬の一回のため それ以外の
時間の全部が燃えて生きるよ

僕の正しさなんか 僕だけのもの
どんな歩き方だって 会いに行くよ
胸の奥で際限なく 育ち続ける
理由一つだけ抱えていつだって 舞台の上