King Gnu vol.23
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King Gnuのボーカル「井口理」の声とは
King Gnuは井口さんと、リーダーである常田さんのツインボーカルで成り立っているバンドです。
常田さんの声は非常に独特で、オルタナ系の低めのハスキーボイスです。
曲によってはマイクではなく拡声器を使って歌い上げる、まさにロックな雰囲気をまとったボーカルです。
対して井口さんのボーカルはどうでしょうか?
常田さんの声とは全くキャラクターが異なることがわかると思います。
派手なビブラートがあるわけでもなければ、これまでのロックスターのようなウネりのあるような歌い方もしません。
激しい曲であっても、声の質は非常にキレイでかつ透明な透き通った声であることがわかります。
これを常田さんは「誰に対しても嫌われない声」と称して、とても重要と井口さんの声を高く評価しています。
井口さんは楽曲の雰囲気やテンポ、リズムに合わせて歌い方(発声方法)を様々な形に変化させているのです。
だからその曲にあった色々な声を出し、“誰からも嫌われない最高の声”を常に提供することができるわけですね。
ポップスはもとより、クラッシックな発声で聴く人を魅了する井口さんのボーカルは、まさにキングヌーがこれから更に売れるために欠かせないものとなっているわけです。 >>341
いぐっちゃんの声綺麗すぎだわほんとに
初めてノンアルのcm聴いた時衝撃走ってつべでソローズ検索したけどツイッターの転載しかなくてがっかりした覚えがある 鬼才集団が提示する新たな歌モノのスタイル
https://natalie.mu/music/pp/kinggnu
ーーー常田さんは東京藝術大学でチェロを専攻していたんですよね。どのような大学生活を過ごされていたんですか?
(常田) 大学には1年も通ってなくて、すぐ辞めちゃったんであまり思い出はないですね。
とりあえず入っただけと言うか、クラシックへの興味は今でもありますけど、そっちの世界で生きていこうとは思わなかったです。
大学で知り合ったミュージシャンとは今でもつながりはありますけど、昔からいろんなシーンに出入りして、いろんな音楽の要素をバンドに還元してきて、俺のスタンスは当時とあまり変わってないですね。 ──常田さんと幼なじみである井口さんも東京藝術大学出身で、大学では声楽を学ばれていたそうですね。
声楽ってかなり厳しい世界なんじゃないですか?
(井口) そうですね。学生の人数が多いわりに就職口は狭いですし。
僕はそんなに声楽がやりたかったわけではなくて、劇団に足を運んだり、ミュージカルや演劇に役者として出演したりしながら、何か面白いことがやれたらいいなと思っていて。
大学には頑張って入ったんですけど、自分にはクラシックや声楽に向いてないのかなとだんだん思い始めたんです。
高校時代にはバンドをやっていたこともあるし、とりあえず人前に出れていればいいのかなと。
やりたいことは無数にあったからオペラや歌曲だけやるのもしんどくなってきて。 (常田) 俺は声楽的な歌が嫌いなんですよ(笑)。なので、このバンドにそういう要素はないですね。発声も違うし。
俺が大学を辞めたあと、学園祭に出てくれっていう話があって大学に行ったときに、たまたまサトルが学校にいて再会したんです。7、8年ぶりとかだったよね?
(井口) そうだね。
(常田) だからすごく仲がよかったっていうわけではなくて。小学校も同じだけど、サトルは1個下で、存在は知ってるくらい。
大学で再会したあとに俺のライブを観に来てくれたんだよね。
(井口) そしたら、「曲をレコーディングするからコーラスをやってくれない?」という誘いを受けて。 ──コーラスをお願いするくらいだから、井口さんの声が好きなのでは?
(井口) そういうわけじゃないみたいですよ(笑)。
(常田) 別に好きじゃないっすね(笑)。
俺の声はオルタナ的なんですけど、そういう声って届く人と届かない人がいるじゃないですか。
サトルの声は誰にでも届き得る声質と言うか。
(井口) 「嫌われない声」ってよく俺に言うよね(笑)。
(常田) そう、嫌われないっていうのはすごいことだと思っていて。
俺の声だけの曲だと嫌いな人も多いと思うんです。そこをサトルが広げてくれると言うか、メジャー感のある声だと感じているので。
──ある意味、策略的にバンドに井口さんを入れたんですね。
(常田) ちょっと言い方はアレですけど、そうっすね。だから最初の頃はサトルに細かいディレクションをしていました。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています