1998年アルバム『Rock Street』で結成同時デビューの動力があった。
プロモーションでトラックがステージの屋外抜き打ちライヴで斬新なデビュー通知。 これが業界にヒントを与え、追ってベテランのタレントやミュージシャンらが同様のライブを実施、そこで社会現象的な騒ぎも多少は出たが、似た閃きの2回目以降の出来事は、同じ新しさを抜き打ちで放つ途中で、交通課が出動して芸能ニュース方面で報じられた。
 J-SLASHは、ライブが主軸のバンドとしての活動を長く続け、媒体作品は4作品のリリース。もう一枚が出る予定。実は20周年記念ライヴのステージで、解散が発表されている。節目として締めくくる。近未来計画が生まれた可能性かな。これ書いて加筆の仲間を探している人物は女性だが、ROCKはオトコの音楽だと思った。
 デビュー10周年目、15周年目を迎えた時点においても、一切の譲りがなくRock を追及し続けてきたJ-SLASHは、生み、披露するまで一括で成す音楽家。ロックのルーツを引き継いでなお、流行の影響を受けず、日本国内には少なくなったクラシカルなスタイルのロックバンド。民族受け狙わず、ロックの背後の歌謡曲的な匂いなく、折衷ハイブリッドもなく、リズム・旋律・和音などのROCK純度が高い。ポップスとのボーダー付近から遠く、声と楽器と電流で鳴り響く。ライヴがグラヴァティを持つバンド。名奏者も迎え入れてきた。