俳優の堀田真由さん(25)が2日、主演映画『バカ塗りの娘』の公開記念舞台挨拶に、共演した小林薫さん、坂東龍汰さん(26)、鶴岡慧子監督たちと登壇。撮影やPRで訪れた青森県での思い出を明かしました。

【画像】堀田真由「津軽塗職人の皆さんから指導を受けて」 主演映画の撮影を振り返る

映画は、青森県の伝統工芸である津軽塗、通称“バカ塗り”がテーマ。堀田さん演じる津軽塗職人を目指す娘と寡黙な職人の父が、漆や家族と向き合う姿を描いた物語です。撮影は全て青森県で行われ、全国に先駆けて8月25日に青森県で先行公開されていました。

青森県での舞台挨拶の思い出を聞かれた堀田さんは「すごく温かかったです。街中に映画のフラッグがいっぱい立っていて」と明かすと、鶴岡監督が「街中、堀田さんになってました」とコメント。堀田さんが「空港からポスターが貼ってあって、すごくうれしかったですよね。右も左も私、私、私で(笑)」と笑顔で明かしました。

堀田さんは、青森の人たちの人柄にも触れ、「実家みたいなんですよ。いろいろ“持って帰りな”って言ってくれて、ねぶたのタオルをくださったり、“持ってって!”って渡してくれる」とコメント。また、朝の情報番組に出演した際には、堀田さんの親友がVTR出演したそうで、それを見た街の人が「“親友の分も持っていけ!”って言ってくれたりして、本当に親戚みたいでした(笑)。温かい街で撮影させていただいた」と振り返りました。