橋本環奈(24)のキャリアに大きな転機が訪れている。今年に入り、テレビドラマで主演を務める機会が急増しているのだ。主演映画は数多くあるものの、意外とテレビドラマでの露出は少なかった橋本。しかし今年は、活躍の幅を大きく広げている。

【画像】美しい…純白ドレスに身を包む橋本環奈“物憂げな表情”で髪をかきあげて……

「4月クールのドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)で、キー局の連ドラで初となる主演を務めました。さらに10月には『トクメイ!警視庁特別会計係』(フジテレビ系)でも主演を務めることが決定。来年のNHK朝の連続テレビ小説『おむすび』でも主演を務めます。’12年にテレビドラマに初出演して以降、昨年までは主演作が2本だけでしたが、今年に入り立て続けに話題作に起用されています」(大手広告代理店関係者)

テレビドラマへの主演オファー増加のウラには何があったのか。キー局関係者は「演技力にさらに磨きがかかった」と絶賛する。急成長のきっかけは、昨年挑戦した初主演舞台『千と千尋の神隠し』にあるという。

「変化の一番の要因は、舞台への挑戦だと思います。一発勝負で、目の前で客のリアクションがダイレクトに見える舞台では、必然的に高いレベルの演技力が求められます。実際に橋本さんも『舞台を始める前とはまったく違った考え方や学びがたくさんあった』と周囲に語っていますよ。大きなターニングポイントになったことでしょう」(キー局関係者)

同世代の“ライバル”の存在も大きい。

「若手女優の中でも演技力が高く、評価されている上白石萌音さん(25)との共演も成長に一役買ったと思います。舞台経験も豊富で、バツグンの演技力を誇る上白石さんと一緒に稽古などを行う中で、大きな刺激や気付きをもらったことでしょう。舞台で魅せた高い演技力は、業界内でも大絶賛。実際にロングラン公演を果たし、すでに来年の再演が決定。さらにロンドン公演も発表されています」(同前)

キャリアの充実は表情にも表れていた。7月中旬に行われた映画『春に散る』の完成披露試写会舞台挨拶に登場した橋本は、真っ白なロングスカート姿で登場。会見中は常に笑顔で、登壇した佐藤浩市(62)や山口智子(58)らベテラン俳優とも軽妙なやり取りを見せた。

一方で7月下旬に主演映画『禁じられた遊び』の完成披露イベントに参加した際には、胸元が大きくあいた真っ黒なドレスを披露。数日前と真逆のセクシーな衣装だったが、それにも負けない大人の色気を漂わせていた。

映画にドラマに、まさにキャリアの絶頂期を迎えつつある橋本。その勢いは、まだまだ留まるところを知らない。