俳優の吉岡里帆が19日、都内で行われた映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』(10月13日公開)完成披露舞台あいさつに登壇。同作は、2016年4月期に放送された日本テレビ系連続ドラマ『ゆとりですがなにか』の映画化。民放ドラマ初出演の作品だったという同作への特別な思いを語った。

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 吉岡は当時を振り返り「本当に緊張して毎日胃が痛くて、現場に行くのも怖くて…どうしたらいいんだろうと毎日悩みながら参加していた」と告白。

 ドラマから7年で数々の作品に出演している吉岡だが「今回は撮影初日から気持ちがあの頃にグンっと戻されて、とんでもない緊張感があった」といい、「こんなにエモいことって起こるんだと感動しています。映画になって届けられるのがすごくうれしいですし、こんなにかっこいい皆さんと共演できていたんだと感動が止まらないです」と特別な思いがある同作への思いを語った。

 “野心がない”“競争心がない”“協調性がない”「ゆとり世代」と、かつて勝手に名付けられた男たちも30代半ばを迎え、それぞれの人生の岐路に立たされていた。夫婦仲はイマイチ、家業の酒屋も契約打ち切り寸前の正和(岡田)、いまだに女性経験ゼロの小学校教師・山路(松坂)、事業に失敗し、中国から帰ってきたフリーター・まりぶ(柳楽)の前に、<Z世代><働き方改革><テレワーク><多様性><グローバル化>…想像を超える【新時代】の波が押し寄せる。

 イベントには吉岡のほか岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥、安藤サクラ、仲野太賀、吉岡里帆、島崎遥香、木南晴夏、吉原光夫、吉田鋼太郎、水田伸生監督が登場した。