俳優の神木隆之介が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月〜土曜・午前8時)は29日に最終回を迎える。シンガー・ソングライターのあいみょんが歌う主題歌「愛の花」の歌詞に注目が集まっている。(以下、ネタバレがあります。ご注意ください)

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 毎回オープニングで流れるあいみょんの主題歌「愛の花」。作詞はあいみょん自身だ。あいみょんは度々インタビューで、神木演じる主人公・万太郎のモデルである牧野富太郎の資料を参考に作詞したことを明かしている。なだらかなメロディーに乗せられた歌詞は「言葉足らずの愛を 愛を貴方へ」というフレーズで始まり、相手を思う気持ちが丁寧な言葉でつづられている。

 ネット上では「最終回目前に『愛の花』の歌詞が沁(し)みる」「終盤に向けての寿恵子がよりあいみょんの愛の花そのものになってきて泣けしまう…」と、改めて主題歌に注目するファンが続出。歌詞を深読みしたファンは「あいみょんの『愛の花』難しい歌詞じゃないのに最終回に向かうにつれて刺さる。1番の歌詞が寿恵子で2番の歌詞が万太郎。Cメロはまた寿恵子で最後の言葉足らずの愛を、愛の花をあなたへ、ってところスエコザサのことかしら」「愛の花を聴いて、1番は寿恵子さんから万太郎へ、2番は万太郎から寿恵子さんへとようやく分かって泣いてしまった」などの声を寄せていた。

 また「オープニングの愛の花、基本寿恵子→万太郎の歌なんだけど、その時の話によって送り手と受け手が変わって聞こえて良い。聡子→ユーシー(田邊教授)だったり、ユーシー→聡子だったり。そして、万太郎への遺言もまた『言葉足らずの愛』だったな」という意見もあった。