第2子の妊娠が明らかになった北川景子(37)。9月30日に都内で行ったデビュー20周年写真集『「37」20th anniversary』の発売記念イベントは、本人の体調を考慮して椅子に座った状態で行われた。今後の仕事については「体調と相談しながらできる範囲で務めてまいります」と所属事務所が発表した。

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 アラフォー女優が2人目を妊娠・出産となると、芸能関係者たちその女優の“今後の立ち位置”に注目する。特に北川は第1子の長女出産からわずか2カ月のスピード復帰をさせられた形となり、自分の意志ではなかったことをトーク番組で「嫌でした」「(産後ダイエットを)必死で、全力でやりました」と吐露したことがある。今回は所属事務所に復帰までの時間を少々“おねだり”したいところだろう。

「北川が休むとなれば、戸田恵梨香、宮崎あおい、多部未華子、石原さとみあたりがそのポジションを埋めるでしょうね。彼女たちの共通項は同世代の女性からの好感度が非常に高いこと。結婚し母になり、ライフスタイルでも女優としても、両方の魅力を兼ね備えていると捉えられているわけです」(芸能関係者)

■どちらもイケメン夫、私生活が酷似する2人

 北川の今後について、芸能関係者の間で「ロールモデル(模範的人物)は松嶋菜々子(49)になるだろう」と囁かれている。2人は現在オンエア中の大河ドラマ「どうする家康」で“すれ違い共演”をし、高い評価を得ているが、その環境には意外と共通項があるのだ。

「年齢は12歳違いますが、私生活は驚くほど酷似しています。北川が2人目を出産すれば両ファミリーとも4人家族で、夫は反町隆史とDAIGOという誰もが羨むイケメンです。どちらも危機説などは一切聞こえてくることはない。家庭円満と伝聞されています」(別の芸能関係者)

 “理想の夫婦”や“憧れのママ”、“芸能界最強美男美女”というランキングで必ず名前が上位に上がる両ファミリーだが、松嶋のこれまで残してきた女優としての足跡に、北川も似たような道を辿るのではないかとみられている。

■年齢を超えて「家政婦のミタ」に巡り合った松嶋

「北川の最近の役柄は教師、弁護士、雑誌編集者など型にはまったものが多く、女優として昔のように“潰し”が利かなくなりはじめています。これは第2子妊娠・出産前の松嶋と同じようなシチュエーションです。ただ松嶋は第2子出産の4年後に日テレ系『家政婦のミタ』で40%というとんでもない視聴率を記録しました。なかなか難しいアラフォー女優という立ち位置で、自身最高の評価を受けたことは当時“菜々子の神通力”と呼ばれたものです。若い女優のように『可愛い』とか『綺麗』だけでキャスティング・オファーが来るのとは違う、年齢を上手に超えて“はまり役”と巡り会う道もあることを手本として示したのが松嶋なんです」(前出・芸能関係者)

 第2子出産後の北川はどんな立ち位置を見せてくれるのか。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)