Brotherhoodの歌詞を読めばわかるけど、
稲葉氏は基本的な考え方として
「同じ道を行くわけじゃない それぞれの前にそれぞれの道しかない」だったり
「人はバラバラな生き物 それを忘れちゃいけない」だったり、
完全に他者と分かりあうことは根本として不可能。
人は1人で生きていくもの という前提がありつつ、

ただ完全に他者と分かり合えないまま
みんな一人きりで生きていく上で、

「いざという時」手を差し伸べられるかどうか
というところに決定的な価値を見出しているんだよね。

そしてそこに至るまでの関係になるには
「形の違う心 何度でもぶつけ合っ」たり
「数えきれない喜怒哀楽を共に」したり
「最高の時も泥沼の時も笑って肩を叩い」たり
それこそ濃密な時間を共に過ごすことが必要不可欠なわけで

誰かれ構わずbroとか言ってるけど、そんな薄っぺらい関係は稲葉氏の意図するところのBrotherとはだいぶ異なると思うんだよね